いやあ~!こんなこともあるんですね。
まさかこんな形で評価されるなんて、夢にも思いませんでした。

先日、一通の丁寧なお手紙が届いたんです。
その内容に、小生は本当に胸を打たれました。
日刊現代×講談社、歴史的プロジェクトからの突然のオファー
まず、こちらがお手紙の全文です。読んでみてください。
『「“言葉が騙る”近代の物語を、時代の記録として未来に」
『昭和100年史』ご登場のお願い
折乃笠公徳様
突然のご連絡、失礼いたします。
私どもは、日刊現代が出版を手がけ、講談社より刊行を予定しておりまず未来継承”出版プロジェクト『昭和100年史』を企画運営いたします、22世紀アート代表の向田と申します。
このたび折乃笠様がご著書『全力で突っ走れ!蔵出し折乃笠部長ブログ』において、大型商用車メーカーの開発現場で培われた豊富な経験と、“人間らしく生きる”という終生のテーマを、社内ブログという革新的な〈場〉で6年間にわたり発信し続けられたことに深い感銘を受け、ぜひご登場をお願いしたく筆を執りました。
一昭和・平成・令和という激動の三時代を貫く勤労者の記録は、これまで主に紙資料や公式報告書の中で語られてきました。しかし折乃笠様のブログが可視化したのは、デジタル空間で交差し合う声なき“現場の思想”と“働くことの誇り”です。組織というシステムの内側から湧き上がった日々の気づきや葛藤が、一篇ずつアップロードされるたびに同僚の胸を打ち、ひいては会社全体の企業文化を耕してこられた歩みは、まさしく「平成以降の企業内コミュニケーション史」を物語る一次資料に他なりません。
『昭和100年史』では、こうした個人発信が社会構造・価値観を変えていくプロセスを“時代の芽吹きとして後世へ手渡したいと考えております。折乃笠様の筆致が映し出す〈仕事・人生・テクノロジー〉三層のダイナミズムは、本企画がめざす「言葉の生成と変容を見つめたまなざし」と見事に響き合うものと確信しております。
もし本プロジェクトの趣旨にご賛同いただけますなら、追って詳細をご案内いたしますので、同封資料をご笑覧のうえ前向きにご検討いただけましたら幸甚です。
“ブログという走り書きから立ち上がる生きた昭和・平成史を、未来の読者へー。
折乃笠様のお力添えを頂戴できれば、この上ない光栄です。
末筆ながら、折乃笠様の益々のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。』
いかがでしたか?
小生のエッセイ書籍『全力で突っ走れ!蔵出し折乃笠部長ブログ』が、「平成以降の企業内コミュニケーション史を物語る一次資料」として評価されたなんて、本当に身に余る光栄です。
普段、皆さんと共有している「現場の思想」や「働くことの誇り」が、このような形で「昭和100年史」という壮大なプロジェクトの一部になる可能性があるなんて、想像もしませんでした。
正直なところ、このお手紙を読んだ時、心が震えました。
自分の書いたものが、未来へと続く歴史の一ページを飾るかもしれない。
その重みと、いただいた評価の大きさに、本当に感動しました。
迷い、そして決断
もちろん、こんな素晴らしいお話、即答で「はい!」と言いたくなる気持ちもありました。
でも、同時に、小生にはずっと温めてきた夢があるんです。
それは、将来的に自分の力で、エッセイ集の第三弾を出版すること。
悩み、考え抜いた結果、今回は大変残念ながら、辞退させていただくことにしました。
「もったいね~!」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
小生自身も少し、そう感じる部分がないわけではありません(笑)。
でも、このお話をいただいたことで、小生のエッセイが持つ可能性、そして「言葉の力」を改めて強く感じることができました。
この経験は、小生がこれから書き続ける上で、きっと大きな糧となるでしょう。
これからも、このブログで小生の「全力」に、どうぞお付き合いください。
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プロの集団に認められ栄誉あるオファーをあえて辞退された姿勢には何で?と思いビックリしましたが、、、名を残すより “将来的に自分の力でエッセイ集の第三弾を出版すること” を選ばれたその決断が折之笠さんらしくて、またその気持ちも分かるような気がします。
これからもブログを書き続け、エッセイ集の第三弾の出版に向けて頑張ってください。