皆さん、こんにちは。

今回は、「世界一過酷なモータースポーツ競技」ダカールラリーの紹介その7です。

本ブログでは、2022年1月のレースが終わるまで、1回/週のペースで
「ダカールラリー」のいろいろを皆さんに紹介しています。

その目的は、下記を紹介しながら、「人間らしく生きる」を考えていきたいと思っています。
 1.ダカールラリーの素晴らしさ
 2.日野チーム菅原の凄さ
 3.菅原照仁さん、折乃笠が過去何をやってきたか
 4.ダカールラリーの2021年~2022年の最新ニュース
 5.近い将来制作のドキュメント小説『哲人 菅原照仁』のために

今回は、上記4.最新ニュースと上記1.ダカールラリーの素晴らしさの一つ海外経験
について紹介致します。

この話で、皆さんが元気になっていただければ幸いです。

 

1.2021年12月23日現在の最新ニュース

菅原照仁さんコメント
「いよいよスタートまであと10日。今大会は元旦の幕開けです!ハイブリッドマシンでどこまで食い込めるか…お楽しみに!」

折乃笠コメント
「カミオン総合5位以内は確実でしょう」

2.貴重な海外経験 by 折乃笠

小生、会社時代、海外出張は多くの国に多くの回数、行かせてもらいました。

その中で、ダカールラリーに関する出張は、たいへん貴重なものでした。

今回は、2022年レーススタート前の息抜き話に紹介させていただきます。

皆様が、ちょっとでも海外へ行った気分になれましたら幸いです。

1)アルゼンチン・ブエノスアイレス 

小生は、2年連続で行っています。

国名:アルゼンチン共和国
首都:ブエノスアイレス
面積:日本の約7.5倍人口:約4500万人(2020年)
人種:スペイン系、イタリア系白人が97%、残りが原地人。
宗教:国民の92%がローマ・カトリック
日本からの距離:飛行機を乗り継いで25時間以上

街の散策は半日でしたが、多くの文化を味わうことができました。

ブエノスアイレスは真夏で、暑~い!
しかし、さわやかな青空と南米のパリと言われるだけに町並みの景色が最高です。

小生の首都ブエノスアイレスの印象は、
・緑の公園と教会
・牛肉
・タンゴ
・熱狂的な性格
でした。

皆様におすすめはタンゴ鑑賞です。
心を揺さぶる音楽と踊り。
人間の情熱と切なさを踊る。
男と女の恋の深さ、怖さを表現。
タンゴ。アルゼンチンの一番の出会いかもしれない。

2)世界半周 人体温度変化耐久試験

ダカールラリーをメインに、アメリカ出張をしてきました。

成田 → ニューヨーク → ブエノスアイレス → マイアミ → デトロイト
→ ダラス→ テキサス サン・アントニオ → ロサンジェルス → 羽田

11日間で機中5日のハードさとニューヨークー5℃ →  ブエノスアイレス35℃
マイアミ 20℃ → デトロイトー10℃ → サン・アントニオ15℃
の温度差による人体温度変化耐久試験は過激でした。

先ずはニューヨーク。
成田を13日の11:00に出発してニューヨークに同じく
13日の10:00に到着致しました。1時間バックです。
乗り換えのブエノスアイレス行きは22:00のため、
少し空港の外に出てみることに致しました。
小生、ニューヨークは初めてなんですよ。
先ずはマンハッタンの最南端バッテリーパークまで地下鉄で一時間。
海の近くですげー寒いです。-5℃といっていますが体感温度は
ー10℃位ありそうです。
16時には空港に戻り、搭乗手続きを済ませ、22時まで
読書&データ整理&居眠り。

そして再び10時間の2夜連続の空の旅へ。

次の日、ブエノスアイレス朝10時50分着。
まだまだ、体力気力は十分です。
そうなんです、ダカールレースに出ている69歳の会長は今頃
砂漠を走って頑張っているのですから・・・それに比べればまだまだ。
弱音をはいてはいけません。
ところで、東京を出て丸2日。歯磨きましたか?
お風呂入りましたか?パンツ取り替えましたか?
大丈夫です、ダカールレースに出ている69歳の会長は
どのくらい替えていないのか・・・それに比べればまだまだ。
そしてその後、ブエノスアイレスで会長、照さんと感動の再会を
するのでした。

話は大きく進み、ダカールラリーも無事終わり、二番目の仕事で
アメリカ最北端に近いデトロイトへ。
直行便がなく、マイアミで乗り継ぎです。

ブエノスアイレス21時25分発
マイアミ4時35分着
マイアミ10時50分発
デトロイト13時55分着
マイアミで折乃笠に与えられた時間は6時間15分。
どうしてもマイアミビーチへ行ってみたい。
いろいろな人に尋ねながら何とかバスステーションへ。
終点の19ストリートに着きました。
南国そのものです。気温は18℃。
これ程きれいな朝焼けを見たことがありません。
感動です。マイアミで乗り換えられた事に感謝致します。

約1時間程、街中を散歩して、再びバスで空港へ。
新しいビジネスの仕込みのためにデトロイトへ向けて 
TAKE OFF!

3日間デトロイトでアメリカ日野と新しいビジネスの仕込みを実施。
予定通り終えて、次はテキサス サン・アントニオへTAKE OFF!
午後デトロイトを出発してダラスを経由して。
ダラス国際空港は、超どでかい空港でした。

夜、サン・アントニオに到着。
飛行機を降りた瞬間から、今までと全然違う雰囲気にびっくり。
完全にテキサスカントリー&メキシカン。
飛行場の観光案内所には、カーボーイ姿の老夫婦が親切に
出迎えてくれました。
テキサス南部のサンアントニオは、人口全米第7位の大都市。
サン・アントニオにいる人たちは、テキサスのカーボーイー的な人と
メキシカンが多いです。
サン・アントニオでは認証関係のアドバイザーの方にリバーウォーク
にあるメキシコ料理店に連れて行ってもらいました。

サンアントニオには2泊して無事アメリカンビジネスも無事フィニッシュ。

サン・アントニオ21日20時50分 TAKE OFF!

ロサンジェルス乗り換え
ロサンジェルス22日0時10分 TAKE OFF!

機中、キャビンアテンダントの日本語とサントリーモルツビール。
日本酒もちょビット(三杯)飲んじゃいました。

やっと日本に帰れる。← おっと本音が出た!

羽田着23日朝5時10分 到着。

人体温度変化耐久試験には何とか耐えることができました。

3)フランス、イタリア 技術デスカッション出張

その年の10月、フランスのA社とイタリアのB社を訪問致しました。

フランスとイタリアの文化や仕事の進め方の違い、
会社の規模感やポリシーの違いが大きく違います。

フランスのA社は、泥臭い中小企業。
製品に対しプライドと自信を持っていて、販売拡大の意欲は有。
ただし、保守的で新製品の開発対しては消極的。
個人的には泥臭くても信用ができる良い会社だと思いました。

イタリアのB社は建物外観、内部ともイタリアのセンスの良さが
行き届いたオシャレな会社。
業績も毎年伸びていて、世界的に有名な会社だけあって会社に勢いがある。
製品の売り込みも超積極的。
個人的にはイタリアのずば抜けた明るさがあって雰囲気的には好きな会社。

両者のユニットを組合わせて、最高の機能装置にしなければなりません。
そこで、我々が両社の技術を仕切らなければなりませんでした。
照ちゃん、待ってろよ。 世界一の機能装置を持って帰るから。

4)ペルー・リマ

3年目のゴールはペルー首都のリマでした。

リマでのダカールラリーの雰囲気
 ・ペルー・リマのゴールシーンは熱狂的なファンで熱かった。 
  (昨年のブエノスアイレス以上)
 ・テレビでは連日ニュースでレースの様子が放映された。
 ・ユニフォームを着て街中を歩いていると「HINO」「HINO」と
  声援があり、いっしょに写真を撮る程。
結論は、ペルーでのダカールラリー参加の宣伝効果は抜群であり、
拡販のチャンスと思いました。
 
1月15日、小生、ゴールの時、既に2月1日から別の部署に異動が決まっており、
これが最後の仕事となりました。

 

3.まとめ

ダカールラリーのチーフエンジニア(開発責任者)として、人、もの、金、情報、国など
とても貴重な経験をさせていただきました。

海外経験もその一つです。

今でも、小生のキャリアとしていろいろなことに役に立っております。

感謝です。

さて、次回は、2022年ダカールラリーサウジアラビアのスタート前夜の様子を
お伝えします。

 

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