今回は一風変わった為になるお話です。
元上司の宮田さんから話題の提供いただきました。
ダルマのお話です。
『昔作ったダルマ凧の画像を紹介しましょう。
古い方(右)は平成元年(1989年)に作ったものです。
新しい方(左)は平成28年(2016年)にデイケアの仲間のため作り、
トレーニングルームの天井から釣り下げてもらいましたが、
だるま凧の下の席は縁起がいいと言われ、人気がありました。
新旧同じ図柄ですが、二つ並べてみると変化しているのがわかります。
ダルマの独り言
「古来から、わしらダルマの仲間は、縁起物として多くの人たちから愛されてきた。
・・・形も絵柄もさまざまなものが生み出されてきた。
わしを描いてくれた人の話では、絵柄は、招福、吉兆(きっちょう)、
長寿の意を込めたものなのだそうだ。
縁起を担いだものがあちこちに描き込まれている。
・・・おわかりかな、念のためにどのようなものがあるかを講釈することにしよう。
鶴は千年、亀は万年と言われ、長寿の象徴とされてきた。
あやかるために、わしの眉毛は翼を広げた鶴、鬚は海亀のふさふさした尾の
形になっている。
何事にもひたむきな心をもって邁進(まいしん)しよう、の意を込めて目は、
ことさら大きくしてもらった。
決意のほどを現すために、目つきもややきつめにしてもらった。
への字に引き結んだ大きな唇は、何事にも負けずに最後までやり遂げようと
する心の強さを現している。
福耳と言うが、耳はデフォルメされて耳たぶが殊更(ことさら)大きくなっている。
顎鬚の真中に日本一の山、と言うより世界自然遺産にもなった霊峰の富士山の姿が
さりげなく描き込まれているのが自慢のひとつだ。
厄除けの赤と金運を呼ぶ金色。・・・色づかいにもそれなりの意味がある。』
ダルマさん、奥が深いですね。
普段当たり前で、見過ごしてしまういろいろなもの、いろいろなことに、改めて振り返って、
しっかりその意味を知るってことはとても大事ですね。
今回、とても勉強になりました。
宮田さん、これからも話題提供よろしくお願い致します。
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