私たちの愛する街、山梨県大月市。
豊かな自然と歴史が息づくこの場所で、今、食をテーマにした新しい挑戦が始まろうとしています。その名も「大月ガストロノミー協議会」。
この春、まだ見ぬ大月の魅力を再発見し、地域の未来を食の力で豊かにしていくための大切な一歩が踏み出されました。
「ガストロノミー」って何だか難しそう?いいえ、そんなことはありません。それは、単に美味しいものを食べることだけでなく、その土地ならではの食材、料理、そしてそれらを生み出す文化や歴史、人々の想いに触れる「食の旅」のこと。大月市には、そんな旅の主役になれる魅力的な「宝物」がたくさん眠っているのです。

大月ならではの味覚、再発見!
例えば、昔から地元で愛されてきた郷土料理「おつけだんご」。野菜たっぷりの味噌仕立ての汁に、手作りの団子が入ったこの料理は、体を芯から温めてくれる、まさに大月のソウルフードです。
また、市内を流れる桂川の清流で育まれた鮎やヤマメなどの川魚は、新鮮そのもの。塩焼きや甘露煮でいただけば、その繊細な味わいにきっと感動するはず。
明治創業の老舗「笹一酒造」では、豊かな自然の恵みと伝統の技で醸される日本酒が楽しめます。「甲州夢山水」などの銘酒は、地元の料理との相性も抜群です。
旅の甘い思い出には、「栄月製菓」の「厚焼木の実煎餅」はいかがでしょう。香ばしい木の実に、ほんのり甘い生地が絶妙なハーモニーを奏でます。
さらに、自然農法にこだわる「梁川地球自給研究所」の野菜や大豆、ストレスフリーな環境で育った「のびのびファーム」の豚肉や馬肉製品など、作り手の情熱が込められた食材も大月の自慢です。
これらの食は、名勝「猿橋」や旧甲州街道沿いの歴史的な景観と共に味わうことで、さらに奥深い物語を私たちに語りかけてくれます。
「食」で繋がる、広がる、大月の未来
大月ガストロノミー協議会が目指すのは、これらの素晴らしい食資源を活かし、地域全体で連携して、国内外からの多くの人々に大月のファンになってもらうことです。
農家の方々、飲食店、酒蔵やお菓子屋さん、宿泊施設、そして行政や観光協会、地域を愛する様々な団体が手を取り合い、大月ならではの食体験を創り出していきます。
想像してみてください。
- 地元食材を巡るサイクリングコースや、猿橋周辺の歴史散策と組み合わせた食べ歩きルート。
- おつけだんご作り体験や、酒蔵でのテイスティングツアー。
- 季節ごとの旬の味覚をテーマにした食のイベント。
- 「令和BIGMOONプロジェクト」のような地域の力とも連携した、新しい大月ブランドの料理開発。
これらはほんの一例です。協議会では、インバウンド観光客の誘致も見据え、大月でしか味わえない特別な「食の物語」を紡ぎ、発信していく計画です。それは、一過性のものではなく、将来にわたって地域が輝き続けるための、持続可能な取り組みとなることを目指しています。
あなたも大月の「食の冒険」へ!
この新しい挑戦は、大月市を訪れる皆さんにとっては、これまで知らなかった新たな魅力との出会いや、心に残る美味しい体験が待っていることを意味します。そして、地元大月で暮らす私たちにとっては、自分たちの街の食文化を再認識し、誇りを感じる機会となるでしょう。
最近では、地元の玉ねぎを使った「大月たまねぎフェスタ」が開催されたり、新たな名物として「ももから」という桃と鶏肉を使った唐揚げが登場したりと、食に関する嬉しいニュースも増えてきました。来る6月28日には「おおつき食のイベント2025」も予定されているとのこと。こうした動きが、協議会の活動と連携し、さらに大きなうねりとなることが期待されます。
大月ガストロノミー協議会の船出はまだ始まったばかり。これからどんな素晴らしい「食の冒険」が繰り広げられるのか、どうぞご期待ください!
そして、ぜひ一度、魅力あふれる大月市へ足を運び、その豊かな自然、歴史、そして何よりも温かい人々と美味しい料理に出会う旅を楽しんでみませんか?
今後の活動の詳細は、また改めてお知らせしていきますので、どうぞお楽しみに!みんなで大月の食の未来を応援していきましょう!
◆お願い (お手数お掛けします) ブログを読まれた方は下記2つのボタンを順番にクリックをお願いします。 クリックしてアクセスするだけで点数が入り(投票され)順位が上がります。 アクセス後は何もせず、本ブログに戻ってきてください。