皆さん、先ず写真を御覧ください。
真っ青な空に雄大で色艶やかな梵天飾りが立てられました。
ここは大月市七保町大島地区(最寄りの駅は猿橋駅)です。
毎年ここに立てられるそうです。
昨年11月から準備を始め、1月6日に建てられ1月14日(日)道祖神祭
の際に倒されます。
道祖神祭終了後の梵天様は解体され、飾りや柳の部分は地区内
各家々に配られるそうです。
各家々では魔除けとして玄関先などに1年間飾られ、翌年のどんどん焼きで
焼かれます。
高さ13m
柳 上段 5m
柳 下段 7m
柳や、四方に張ってある下の段の綱は、いつもは12本ですが、今年は
うるう年のため13本になっているそうです。
それにしても素晴らしいですね。神々しさを感じます。
それでは梵天飾りについて調べましたので要約して説明致します。
これは日本の一般論のお話です。
①起源と歴史:
梵天飾りは日本の伝統的な装飾品で主に祭りや行事で使われます。
その起源は古く、日本の宗教的または文化的な儀式に関連していると考えられています。
②デザインと特徴:
通常、カラフルで華やかなデザインが特徴です。
紙や布、時には金属や木材を用いて作られることもあります。
形状やサイズは多様で、場所や用途によって異なります。
③使用される場面:
祭りや年中行事、特に子どもたちの健康や成長を願う行事でよく見られます。
例えば、七五三や節分などの行事で飾られることがあります。
④文化的意味:
梵天飾りは、神聖な力や魔除け、幸運をもたらす象徴とされています。
季節の変わり目や重要な節目で使用されることが多く、新しい始まりや
清めの意味を持つとされています。
⑤現代における変遷:
近年では、伝統的な意味合いを保ちつつ、よりモダンでスタイリッシュなデザインが
登場しています。
現代のインテリアやファッションに取り入れられることもあります。
それでは大月大島地区の梵天飾りについて説明します。
昭和初期頃まで地区青年団により高さ30mもある大梵天が建てられていたそうです。
昭和40年後まで地区有志により続けられていたが一旦途絶えてしまったそうです。
平成24年(2012年)大島神楽保存会と地区有志により復活。
先輩たちから受け継いだ地域の伝統を更に次の世代に引き渡しています。
話は変わり、昨年8月実施されたかがり火祭りの際、道祖神祭の際飾られる梵天様の
縮小版を3基大月平和通りに飾りました。
作り方を大島地区で教え、実行委員会、平和通り商店街、浅利竹の会などの人達が
協力して作りました。
小生もちょびっと製作に参加しました。とても楽しかったです。
高さ 5m
柳 上段 2m 下段 3.5m
以上、身近なところでも、このような素晴らしい伝統的な文化があるんですね。
これは何十年、何百年と続けられたその地域独特の歴史と文化、
我々はその心を知り、近代的な要素をアレンジしながら継承していく
必要があると、梵天飾りを見上げながら思いました。
あ~あ、日本人に生まれて良かった!
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梵天飾りは、初めて知ったような・・・?
先ず写真を見たときには、華やかな「ジョロウグモ」の飾りだと思いました。ごめんなさい。m(__)m
梵天飾りは、子どもたちの健康や成長を願い、神聖な力や魔除け、幸運をもたらす象徴で新しい始まりや清めの意味を持ち 年の初めにはふさわしいですね。
門松の代わりに、ミニサイズの梵天を玄関先に飾ってもいいのでは・・・
こういった日本の古き良き伝統は時代に合わせてアレンジを加えながら継承していって欲しいものですね。