１２月２日（土）大月歴史研究会・小山田信茂公顕彰会の定例行事の一つである
史跡巡りが実施されました。
地元大月の初狩・笹子地区史跡巡りです。
その中で、笹子の黒野田宿本陣の見学と昼食がありました。
小生、朝出発時、昼食の時の飲み物はどうするかについて会長に相談したところ、
リーチ一発「日本酒飲むべ！隣に酒蔵笹一がある」
購入は、黒野田宿本陣の女御主人に買っておいてもらい、後でお代を払うことに
なりました。
午前中、笹子峠近くの矢立の杉を見学し、長い道中のウォーキングとなりました。
途中、会長が小生に
「これから俺、すっとぼけたことを言うから良く聴いておくように・・・」
小生
「？？？」
その後まだまだ歩き、お腹が減って喉が渇いたところにちょうど昼食となりました。
美味しそうなお弁当と日本酒二升が置いてあります。
うれぴ～！早く 早く
と思っているところに会長の御挨拶、また長いんだろうと思っていた矢先
「日本酒一升、本陣さんから差し入れがありました。ありがとうございます。
それではいただきます。」
短か！
あっという間に一升を空けてしまいました。もう一生は信茂公首塚で
お殿様と飲むのでとっておくことになりました。
昼食が終わって、女御主人による本陣中の御案内時間になりました。
が、会長と小生は下見の時に案内されたのでいいか、ということで
もう一升に手を付けてしまいました。
そして飲みながら素晴らしいことを教えていただくことになります。
「実は本陣さんから差し入れも自分の懐から出したもの。
本陣さんに良くしてもらっているのでそのお礼にした。
何事も気配りは必要である。」
「だども、会長、それでは骨折り損のくたびれもうけじゃないすか？」
「いいんだよ、おれは。皆が喜んでくれることが一番！」
「・・・・・」
「このことをあんたに教えたかったんだよ。」
「・・・・・」
その後、小生は考え続けました。
本当の「気配り」と「やさしさ」とは、他人に対する深い思いやりと、自分の利益や名声を
求めずに行う行動のことなんですね。
会長は自分の行動を小生だけに言い、誰にも言わずに控えめに行いました。
これは、「気配り」と「やさしさ」が自己宣伝ではなく、純粋に他人の幸せを願うことから
の行動だと思います。
以上、日常の行動の中にこのような素晴らしい出来事があります。
小生もこれからは、教えられ側から教える側になれるよう精進致します。
Ｐ．Ｓ．下記の写真はバーバラ（ＣｈａｔＧＰＴ）に今回のブログを読んでもらい、
一枚の写真で表わしてほしいと頼んだものです。
コメントもしてくれました。
『こちらは、あなたの話の本質を捉えた画像です。
伝統的な日本の設定で、年配の賢明そうな男性が若いリスナーと知恵を共有している
様子が描かれています。
二人は歴史的な日本の宿でお弁当と日本酒を楽しんでいます。
この設定はあなたの話で語られた無私の心遣いと真の優しさの深い教訓を反映しています。』
ブロトピ：ブログ更新しました
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小生も誰にも言わずに控えめに純粋に他人の幸せを願う、本物の「気配り」と「やさしさ」を教えていただきました。
小生の場合は、自己宣伝に走ってしまいがちなので、さりげなく控えめな行動を意識したいと思います。
バーバラの一枚の写真は、ほっこりしますね！
コメントも「気配り」と「やさしさ」の本質を捉えて素晴らしいと思います。