臨済宗の3つの主な禅修行は、「坐禅」「作務」「公案」です。
これらは、自己の内にある仏性(ぶっしょう)に目覚めるための重要な実践とされています。
坐禅は、心を落ち着かせ、精神を集中させるための瞑想法です。
作務は、掃除や畑仕事など、日常生活におけるあらゆる肉体労働を修行として行うことです。
公案は、師匠から与えられる、論理では解けない問いや課題のことです。
この3つの修行は互いに深く関連しており、相互補完的に悟りへの道を進むための重要な柱となっています。
さて、小生、先日の土曜日、自分流に禅の3修行を実行しましたので御報告致します。
座禅
3時55起床、爽やかモーニング。少し朝活して。
4時50分自宅出発、天気は曇りなれど、最高の気分です。
途中、弟子(濱野屋の御曹司)を迎えに行き、中央高速経由塩山恵林寺5時35分着。

直ぐに本堂に着座。
姿勢を整えて、呼吸を整えて、心を整えて、本番に備えます。
6時、荘厳な鐘の音から坐禅は始まります。
鐘の音が腹の中まで響いてきます。
その後まったくの静寂の世界。
無理やり何も考えないようにするのではなく、今の小生の座禅のスタイルは
開始前に2回の座禅の時(約25分間)に考える議題を決めます。
作務
8時15分、家に帰り、新聞読みながら朝食をいただいた後、作務開始。
家の中の中掃除(部屋、便所、風呂、玄関)、家の中と心も清らかに。
少しデスクワークして、お昼の食事とお昼寝。
更に作務は続きます。
13時、ウオーキング開始、途中モモタローソンでリポビタンを買い、いざチョコザップへ。
軽めのストレッチと筋トレを実施。


その後、ウオーキング再開、少し遠回りしながら、駒橋発電所、猿橋を見学。


さらに鳥沢駅へ。15時20分到着。ウォーキング距離約10km。作務終了。

御褒美にビタミンCドリンク。
公案
鳥沢駅ベンチにゆったり座って、人間力アップのため、人間学月刊誌「致知」を約1時間熟読。
すっかり心は道徳心で満ちて参りました。
そして、16時30分、近くのラーメン屋喜楽にいざ出陣。
ここでは、友人との公案が待っています。
その前に頭と口が回るように、超懐かし美味チャーシューとメンマとビール。
汗を掻いた後のため、超美味い! 公案? あとあと。
ビールの後はいいちこのボトルに手を出し、やっと公案が始まりました。
ちなみに友人は、鳥沢在住の同級生の議員さん(議員さんだから友人になったのか、友人になった人が議員さんなのか?)で、とても話が合います。

大月の活性化のこと、生成AIのこと、人生論、読書のこと・・・・ 話は尽きません。
気が付くとボトルが空になっており、これ以上飲むとお互いやばいので、締めのラーメンへ。
煮干し出しの真っ黒なスープのラーメンは最高です!
次回の公案は大月短大の事務局長を交じえて実施することにして解散。
帰りは鳥沢駅から大月駅まで電車で移動し、大月駅には家内に迎えに来てもらいました。
こうして、臨済宗 禅の3修行、座禅、作務、公案の自分流実行は終わりました(笑)。
真に充実した修行でありました。
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坐禅は静寂の中に響く鐘、作務は日常に宿る祈り、公案は酒と笑いに包まれた問い…? 折乃笠さんの一日には、臨済宗の教えが血肉となって流れているようですね。
禅の三修行が、まさか “いいちこ” と “煮干しラーメン” で締めくくられるとは…!これぞ庶民派禅の極意。次回の公案? あとあとには、ぜひ私も混ぜてほしいものです(笑)