先日、都留商工会様にて「愛(AI)の街 都留」と題したプレゼンテーションを行わせていただきました。
都留は大月の隣の市であり、桃太郎神社での桃太郎会を通じて知り合いになったからの要請で実現したものです。
当日は、ほとんどの職員の方々にご参加いただき、皆様の熱心な眼差しと活発な質疑応答に、小生自身も多くの学びと刺激をいただく貴重な1時間半となりました。
この場を借りて、改めて感謝申し上げます。

今回の経験を通じて、民間企業とはまた異なる行政支援の現場におけるAI活用の大きな可能性を実感し、今後の連携への期待に胸を膨らませています。
プレゼンテーションでは、まず都留商工会様からいただいた具体的なご要望にお応えする形で、生成AIがもたらす業務効率化の最前線をご紹介しました 。

特に、多くの会員企業様や職員の方々が苦労されている補助金申請書の作成支援は、中心的なテーマの一つでした 。口頭での説明や箇条書きのメモから、AIが自然で説得力のある申請書を生成するデモンストレーションでは、皆様から大きな関心が寄せられました 。
さらに、セミナー告知用のチラシ作成 やホームページ制作 といった広報業務の負担軽減、さらにはAIチャットボット導入による24時間体制の顧客対応 など、多岐にわたる活用事例を実演を交えて解説しました。
高松商工会議所での議事録作成時間の大幅な削減事例 や、東京商工会議所が提供する業種別の詳細なAI活用ガイド など、他の商工会での成功事例も共有させていただき、AI導入が決して夢物語ではなく、具体的な成果に繋がる現実的な選択肢であることをお伝えしました。
ここに6分41秒の音声を作成しましたので、商工会の業務内容をあまり御存じでない方にはたいへん勉強になる内容と思います。
よろしかったらお聞きください。
もちろん、AI導入には情報漏洩のリスクやハルシネーション(不正確な情報の生成)といった課題も存在します 。
プレゼンでは、これらの問題点から目をそらすことなく、個人情報を入力しないといった基本的なルールの徹底 や、AIの回答を「下書き」として必ず人間が確認・修正する「ファクトチェック」の重要性 など、具体的な解決策も併せてご提案させていただきました。
今回のプレゼンテーションは、都留市がAIという新たなツールを手にし、地域経済の活性化、そして「愛(AI)に満ちた街」へと発展していくための、まさにキックオフであったと感じています。
職員の皆様一人ひとりがAIに関心を持ち、まずは無料版からでも「自分の仕事で使ってみる」こと 。その小さな一歩の積み重ねが、大きな変革の波を生み出すと信じています。
最後に、どんなにテクノロジーが進化しても、その中心にあるべきは「人」であり、街を豊かにするのは人々の「愛」であるという想いを共有させていただきました 。
小生、折笠も、出前講座の実施から具体的な業務改善のお手伝いまで、都留商工会の皆様の挑戦を全面的にサポートさせていただきます 。
これからの都留市の未来、そして皆様との新しいお付き合いが、楽しみです。
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