今週は ”遠くへ行きてえ旅ブログ”の長野を話す。

おれが独断と偏見て思い付きで決めまんした。

長野は、おれの母の母つまりばっちゃんの田舎、
スキーによく行た、おれが住んでる山梨のお隣て
こって、もう何十回と行っとる。

長野は、何て言っても自然がえれえ美しい。
観光地も洗練させれおる。
食べ物は素朴でうめえし、特に水がうめえ。
セイコーをはじめとする精密機械発祥の地で技術的に優れおる。
人々は穏やかで優しい。
長野はえれえ良い所だ。

それでは、おれの長野ベスト5を御紹介しやしょう。

ベスト5 軽井沢はゴージャス
何回、行っただらずか?10回は行ってと思う。
イメージは、避暑地、別荘、リゾート、セレブ、アウトレット。
おれは、中学生の時の家族旅行、高専5年生の時の卒研合宿、
大学の時の一人旅、会社新人の頃部内旅行、家内とスキー、
つい最近では家族のんびり日帰り旅行。
思い出は尽きねえ。
石の教会 内村鑑三記念館。明治大正期のキリスト教指導者内村鑑三の
「無教会主義」に基づいて建てられた教会。自然界の要素をモチーフに作られた堂内は、
安らかな音楽と優しい光が差し込む幻想的空間。
しんばらく座ってると心・体・頭が透明になっていく。
今までに経験したことのねえ、別次元の癒しの空間であったぜ。
また、旧三笠ホテル、国の重要文化財。
明治38年竣工、日本人の手による純西洋式木造ホテル。
おれ、目にした瞬間、感嘆の声を上げてしまったしょ。形と色の美しさ、デザインの精巧さ、
周りの緑の木々とのマッチングの素晴らしさ。日本人の誇りだしょ。
旧三笠ホテル近くの三笠茶屋。内外共清楚でエキゾチック。
一番人気の三笠ホテルビーフカレーを食べ。
よく煮込んだ柔らかいビーフ&絶妙な香辛料によるカレーとバターの効いたライスが、
エクセレント!!
軽井沢は素晴らしいっしょ。

ベスト4 林檎の様に
りんごちゃんではありません。林檎だ。
長野の林檎は甘酸っぱい。
『まだあげ初めし前髪の
 林檎のもとに見えしとき
 前にさしたる花櫛(はなぐし)の
 花ある君て思ひけり』
島崎藤村の詩 初恋だ。
『やさしく白き手をのべて
 林檎をわれにあたへしは
 薄紅(うすくれなゐ)の秋の實(み)に
 人こひ初めしはじめなり』
おれはこの詩を読むたびに、胸がきゅ~と締め付けられ、
淡い切ねえ気持ちになるのだ。

ベスト3 セイコー、エプソンの城下町
諏訪一帯はセイコー、エプソンの企業城下町だ。
JR中央線の駅”すずらんの里”
当駅の近隣に事業所を持つエプソンが事業所へのアクセス確保と、
鉄道の有効利用を目的に設置を希望し、設置費用およそ2億円を負担して
1985年(昭和60年)10月にできた駅しょ。
”すずらんの里”という駅名は、当時の国鉄としては特異なものであり
物議を醸したんだと。
由来は、地元入笠高原の別名”すずらん高原”だ。
さすが、エプソン、駅を作ってしまうなんて凄いねよ。
諏訪市はセイコーやエプソンの工場、協力工場が多い。
一色といっても良いかもしんねえ。
元々、セイコーは諏訪精工舎として発足して、エプソンは電子機器部門で
独立したはずだし。

ベスト2 諏訪湖までウォーキング
今から9年前、徒歩で日野から諏訪湖まで歩いたことがあるしょ。
全工程  6日間    日野~下諏訪
歩行時間(休憩時間含む) 39時間51分
歩行距離 178.6km
平均距離 29.8km/日
一時間  4.48km/h
本当は日野~大月のはずが、ある部下の一言でねぇ・・・・・
「きっと、昔の人もいろいろなこん思いながら街道を歩いたのだらず。
 歩く早さで物事を考えることも、たまには大切なことなのではねえだらずか?
 えらいとは思うが、日野~大月間を踏破した暁には、その先の
 大月~甲府~下諏訪も踏破目標にしては如何だらずか? (他人事なので・・・)」
それに対しおれは、おだてられ木に登ってしまったのだらず。
「ここで、宣言だ下諏訪まで歩くこん宣言しやす。」
詳細は ”全力で突っとべ! 蔵出し折乃笠部長ブログ”参照くれ。
諏訪湖の近くの下諏訪駅に着いた時の達成感は今でも忘れん。
14時27分 下諏訪駅着 ゴ~ル! ゴ~ル!
良くやった! 頑張った! 感動した! おみごと!
と自己満足で自分を褒めてやりやんした。

ベスト1 上高地 神秘の地
おれは3回行ってる。何回言ってもその神秘さに絶句だ。
上高地、まるで別世界に来た様だしょ。川と池は無限大に透き通ってて清純だしょ。
木々の緑はきらびやかに新鮮だよ。山は雄大でどこまでも力強いん。
全てが神秘的で魅力的。凛とした空気に包まれた大自然をゆっくり歩たのだらず。
上高地、想像以上に神秘なる地であったしょ。
今回はそれ以上の言葉はねえ。
小生の心・体・頭を全て満たしてくれやんした。
上高地に感謝。
言葉では言い尽くせねえ。
この感動を伝えてえ。素晴らしい景色を皆さんにお届けしてえ。
ホームページ”折乃笠公徳 情報の森 過去修行シリーズ紹介” に記載しまんした。
”8.人間らしく生きる を考える上記集大成の旅 上高地巡礼・清き信州”
茶色の上高地をクリックしてくんなさい。
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最後におれの長野県の総称を話す。
山梨県に住むおれにとって、やはり文化、風土の違いを一番感じる。
先ず、山梨県に比べて全体的に景色、人、雰囲気がおっとり、ゆっくりしてる。
かつ、精密工業の発展に見られる様に、緻密で正確という感じだ。
人はりんごの様に我慢強くあたたかい感じがする。

以上、皆さん、長野は如何でしたか?

みんな、これに懲りず、遠くに行きてえのリクエストをお願いします。

それじゃ、楽しみに待ってるしょ。おばんでやんす。

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