つい最近、ホンダがサイバー攻撃を受け数日間工場等が操業停止になりました。
サイバー攻撃とはサーバやパソコンやスマホなどのコンピューターシステムに対し、
ネットワークを通じて破壊活動やデータの窃取、改ざんなどを行うことです。
目的は、特定の組織や企業、個人を標的にする場合や、不特定多数を無差別に
攻撃する場合があり、その目的も様々で、金銭目的のものもあれば、
ただの愉快犯的な犯行も多くあるそうです。
個人的にもパソコンのウイ―ルス対策にほとんどの人が
ウイ―ルスバスターなどのソフトをインストールしてますね。
実は今一番怖い軍事攻撃はサイバー攻撃になりつつあるそうです。
このため、サイバー空間は、軍事的に陸・海・空・宇宙と並ぶ第5の
「戦闘領域」と位置付けられており、各国ともサイバー軍による攻撃や防衛
の時代に入っているそうです。
例えば、国内の電力会社のネットワークや航空管制システムが則られると
①原子力発電所のメルトダウン(炉心溶融)
②飛行機の墜落
③人口密集地の上流のダム放水
など、身も毛もよだつような事故がいとも簡単に操作できてしまいます。
上記の例は毎日新聞(4月8日)の記事ですが、かなり抑えれれていて
本当は、核弾頭発射、核自爆などもあると思います。
(この文を書いていて、鳥肌が立ちました。)
そして、もっと恐ろしいのは、アメリカのセキュリティー企業
ファイア・アイ社によると、サイバー攻撃は安上がりであるため、
60カ国が専門部隊を運用しているとのことです。
陸上自衛隊通信学校の田中達浩元校長は、各国のサイバー部隊の
実力トップ5をアメリカ、中国、ロシア、イスラエル、北朝鮮の順と
評価しています。
何と恐ろしい国々がトップ5なのでしょうか。
本件、何故こんな恐ろしい話をこのブログで紹介しているかというと、
我々平民もこのような恐ろしい事実は知っておくべきだと思います。
それは、普段の我々の生活が如何に平和であるか、如何に幸せであるかを
考える時があっても良いと思っているからです。
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http://orinokasa.com/index.html
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小生は最近の記事で気になっている『殺人ロボット』について、ネットで調べたものを下記に添付します。
ーーーーーーーーーーー ネット記事 ------------
スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラムで、自律型の「殺人ロボット」の未来についてパネルディスカッションが行われた。人工知能の発達とともにロボットがより高い自律性を持つようになったとき、それが戦争兵器として使用され殺戮に使われるかもしれない状況に対して懸念が高まっている。
スティーヴン・ホーキング氏やイーロン・マスク氏、スティーブ・ウォズニアック氏をはじめ、1000名以上の人工知能研究者が自律型兵器の開発と使用の禁止を求める国連宛ての公開状に署名したのは、昨年夏のことだ。
こうした業界、専門家からの要請が高まっているにもかかわらず、今回のダボス会議におけるパネルに参加したイギリスの武器メーカーBAEの会長Roger Carr氏は、この技術への取り組みが続いている国は40カ国に上ると発言した。中でも「米国がこの分野を牽引している」とCarr氏は指摘した。
また、国連代表のAngela Kane氏は、この課題に対する国際法をつくるための議論が2014年に始まったものの、進展はほとんどないと述べている。
カリフォルニア州立大学バークレー校コンピューターサイエンス学部教授のStuart Russell氏は「特定の街に住む男性すべてを殺戮せよという指示を人間が与えれば、(自律兵器は)それを実行することが可能だ」という。
「殺人ロボット」が人々を殺戮するような事態を避けるべく、人工知能の用途や倫理性に関する議論は始まっているものの、複雑な利害関係が対立する状況下で、国際法が制定される見通しはまだ立っていないようだ。
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いよいよ、ターミネーターが現実のものになるかもしれません。
そうなると、戦争兵器に止まらず、自分にとって国家にとって不利益になる人物をこのターミネーターを使って抹消することも可能になるでしょう!
これもアメリカが牽引しており、非常に恐ろしいことだと思います。
情報ありがとうございます。
本件について
『無人の兵団 ポール・シャーレ著 早川書房』
がお勧めです。