7月22日の東京新聞からです。
『第163回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が
 7月15日開かれ、芥川賞は高山羽根子さん(45)の「首里の馬」と
 遠野遥さん(28)の「破局」の二作に、直木賞は馳星周さん((55)
 「少年と犬」(文芸春秋)に、それぞれ決まった。』

小生、ほげ~?
芥川賞・直木賞って? 何?
実は全く知らんのです。

『選考委員の吉田修一さんは「高山さんはこれまで書かれた作品の
 集大成で、書きたい事がストレートに伝わってきた。
 遠野さんの作品は登場人物が新鮮。主人公は嫌な男だが、
 正体のつかめない、人間としてアンバランスな感じが魅力に
 なっていた」と評価した。』

賞の名前は聞いたことがあるし、受賞した作家はその後大きく活躍している
事は知っている。

『選考委員の宮部みゆきさんは「犬がまったく擬人化されず、
 犬と出会う人間側のストーリーがつづられていく点が優れていた。
 登場する人々も馳さんでなければ描けない人物で、間違いなく代表作」
 と絶賛した。』

超大物の作家が絶賛するくらいなのだから、素晴らしい作品なのだろう。
小生、恥ずかしながら、その価値すら知らんのです。

そこで、皆さんには申し訳ありませんが、この誌面を借りて調べさせていただきます。
【芥川賞】
 対象者……新人作家
 対象作品……短編~中編(明確な規定はない)
 対象ジャンル……純文学(「芸術性」や「形式」が重んじられた文学作品)
 受賞作品の掲載雑誌……「文藝春秋」
  ※2015年上半期(第153回)の芥川賞は、お笑い芸人の又吉直樹氏が受賞した
【直木賞】
 対象者……中堅作家、またはベテラン
 対象作品……短編~長編作品
 対象ジャンル……大衆小説(「芸術性」よりも「娯楽性」に重きを置いた小説)
 受賞作品の掲載雑誌……「オール読物」

なるほど。意外と身近に感じられましたね。

小生、ちょいと気になるのが
直木賞の対象ジャンルの大衆小説(「芸術性」よりも「娯楽性」に重きを置いた小説。)

キーワードの大衆と娯楽性。
良いですねえ~。
これならいけるかな。
プンプン匂ってきました。

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