先日のブログで下記の様な話をしました。

『普通高校は、一般教養の充実を図るべきだと思うのです。
 特に国語(古典や文学)、日本史、地理、宗教、倫理道徳など日本を学ぶ
 学科を徹底的にやるべきです。

 今の日本、日本人は、昔の様な日本的な素晴らしさ(利他、勤勉、親切、謙虚)
 が薄れているような気がしてなりません。』

このようなことを昔から、強く主張している方がいます。
竹田 恒泰氏45歳、日本の政治評論家、作家、ラーメン店・両替業経営
などの事業家。旧皇族の竹田家(旧:竹田宮家)に誕生する。
竹田恆和(第2代当主:竹田宮恒徳王の三男、日本オリンピック委員会
前会長)は父。

テレビや雑誌で活躍しているので、皆さんもご存じだと思います。

さすが、旧皇室だけあって、一見たいへんお上品で神々しい感じがします。
が、言論は結構きつく、あっと思うような発言も多々あります。
が、根が良い方なのかとても爽やかで、小生はとても好きですね。

本も多く出版していますが、根底は日本・日本人賛美派です。
小生も何冊か読んでいますが、とても感化されています。

今般、竹田氏から素晴らしい本が出版されました。
”天皇の国史”です。
まさしく、冒頭小生が言った
『国語(古典や文学)、日本史、地理、宗教、倫理道徳など日本を学ぶ』
にふさわしい内容だと思います。

一部を紹介します。
『今の日本が平和で、豊かで、安全で、世界から尊敬され、そして文化の
 香りも高い国であるのは、先人たちが努力を積み上げてきたお陰である。
 先の大戦では、自らの命を投げ出して祖国日本を守ろうとした若い
 兵士たちがいた。
 歴史を学ぶということは、自分のルーツを知ることでもある。
 本書で扱った全ての時代は、我々の先柤たちが生き抜いてきた時代である。
 歴史には「流れ」があり、歴史は「過去」と「今」、そして「未来」を繋げる
 ものである。
 未来の「日本」や「世界」を知るために、私たちは歴史を勉強する。
 私たちは2000年以上の経験と叡智の蓄積を「歴史」という形で
 学ぶことができる。
 今を生きる私たち日本人がこの日本国史を最大限に活かす時、
 日本の未来が拓けるのである。』

小生まだ入手したばかりで、”はじめに”と最後の”令和時代”しか読んでいません。
それでも、久々に心が揺さぶられる本に出合った様な気がしています。
    
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