拙者、鍋奉行からお達し申す。

今、スーパーマーケットに行くと、びっくりする事あり。
鍋物のつゆの素の種類の多さでござる。

近所のスーパーで20種類以上、上野原や富士吉田の
大きめのスーパーでは40種類以上置いてあるので御座候。

数年前まで、鍋物のつゆは邪道と考え、買ったことが
なかったなれども、去年あたりから4回に1回は
買うようにあいなりましたのじゃ。

残念ながら、中にはどうしても口に合わず、味噌、醤油、
塩、またはだしの素を入れて味直しをする場合も御座候。
無念の至りじゃ。

ところが今年になって、早2回鍋物を実施するに、
”豚骨醤油味””はまぐり塩味”を食すも、
その味絶品、あっぱれ!あっぱれ!

ここで、注意事項を申す。
鍋物のつゆを最大限に引き出すには、容器に書いてある
作り方をしっかり読み、その通りに作るが肝心。
例えば、”豚骨醤油味”の場合、肉は豚肉、絶対鶏肉を
入れてはならぬ。ただお薦めはカニを入れるのは良い。
鍋物用として出汁を取る殻だけのカニで十分でござる。
”はまぐり塩味”の場合、全て海産物(貝、魚、いか、エビ.カニ)
とし、先ずは肉類は入れないで海の味を楽しむべし。
これにおでん用の昆布を入れると最高の味になり候。
肉類や海鮮類は焦らずゆっくり煮込み御座早漏、野菜類は火が
通る程度が美味しく食べるこつで御座候。
最後まで我慢して、味噌、醤油、塩、またはだしの素を入れるなかれ。

拙者の家では、鍋物は日曜日の夜と決めているのじゃ。
そして、具が減るとまた入れるので、だいたい土曜日まで
食べている。週中半から御法度を破り何でも入れる。
最後の仕上げは、うどん、そば、おじやで跡形もなくなり候。

まもなく日曜日。みなのもの、良き鍋物を食べて下され。
参考に下記を見て下され。
https://lohaco.jp/event/nabetsuyu/

検討を祈る。

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 http://orinokasa.com/index.html

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