塩山恵林寺の早朝坐禅会は6時に始まりますが、小生少し早めに坐って
禅の本を読むようにしています。

凛とした雰囲気の中で、本の内容は頭の芯まで響いてきます。

「山は是山、水は是水」

『山は山として本分をまっとうしているし、水も水として本分をまっとうしている。
それが一番自然で自由な姿。山が水になろうとすることなどありえない。
大自然は山が山としてあり、水が水としてあるから、見事に調和がとれている。』

我々人間や社会だって同じですよね。
それぞれが本分を発揮しながら、全体としてうまく動いて行けばよい。
堂々と本分のまま、自然に自由に生きたらいいと思います。

と理屈でわかっていても、なかなか自分を納得させられないし、
実践行動に移れない。

これを読んでいる皆さんの中にもそういう方がいると思います。

少しずつでも向上しながら進んでいくしかありませんね。

動かざるは山のごとし 流れざるは水のごとし。

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