小生、一日のうちで文章を書いている時間が大半です。

エッセイ、ブログ、ホームページ作成、メール、各種書類等々。

もちろん闇雲に書いているわけでなく、目的、ストーリ、ネタ調査、
文章構成、言いっプリ等を考えてから書くようにしています。

それでも、自分流になりマンネリ化してしまっていることを
自分でも気が付くことがあるんですね。

そんな時は、いただいた意見やコメントをもう一度読み返したり、
ノウハウ書を読んだりして、チェックし軌道修正する様にしています。

つい最近、目からうろこが出るような本と出合いました。
”伝わる・揺さぶる!文章を書く 山田ズーニー著”

大きなポイントを3つ紹介します。

『状況の中できちんと機能する文章を書くために必要だと考える7つの要件
 1.意見
  あなたが一番言いたいことは何か?
 2.望む結果
  だれが、どうなることを目指すのか?
 3.論点
  あなたの問題意識はどこに向かっているか?
 4.読み手
  読み手はどんな人か?
 5.自分の立場
  相手から見たとき、自分はどんな立場にいるか?
 6.論拠
  相手が納得する根拠があるか?
 7.根本思想
  あなたの根本にある想いは何か?』
至極当たり前のようなことですが、小生これになぞって次に書くエッセイの
骨子を書き出してみたのですが、非常に難しく、できてみると頭がとてもすっきり
しました。
これは、文章作成だけでなく、会話や対人関係などにも使えそうです。
是非、皆さんも参考にして下さい。

『人は、情報を受け取るときに、自分との関係や意味、捐得などを
 ついつい考えてしまう。』
文章があいまいだと人それぞれに違った意味にとってしまうということです。
小生思うには、答えを一つしか欲しない書類関係や自然科学関連文などは、
きちっと伝わる文章が必要だと思います。
反面、エッセイ、特に小説などは、むしろ曖昧な表現をして読者に想像させる様な
工夫が必要だと思います。
まさしく、そこが作者の腕の見せ所ですね。

『根本思想に着目すれば、膨大な文章でも、ごく短く言える。
なぜなら、膨大な文章も、すべて、書き手の根本にある想い
から湧き出たものであるからだ。』
これも、文章作成だけでなく、全ての事柄に言えることだと思います。
しかし、このことをいつも考えて言動していたら疲れてしまいます(笑)。
時と場合の使い分けが必要ですね。
お酒を飲んでいる時にこんなことを相手に要求したら、一発で
しらけてしまいます。注意しましょう。

いづれにしても、何事にも、
いつまでも自分流の進めるのではなく、時々チェックし軌道修正を。

とても大切だと思います。

人生の軌道修正も時には必要です。

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