折乃笠の最も得意とする鉄道ネタ＋ちょっと助平ネタです。
（助平ネタと聞いた瞬間に、ＳＦ様を筆頭に大悦びする読者殿がいるかな？）

歴史ある鉄道路線や列車が廃止される場合は、往時を懐かしむ鉄道ファンや、
かつて運行に携わった関係者がさよなら運転に大挙して押し寄せ、車両内や
プラットホームにてラッシュアワーのような混雑が発生します。

特にこの頃、エキサイティングしていて、特急の名前の大弾幕を拡げたり、
「あけぼの、御苦労様～！」「北斗星、ありがとう～！」なんて大声をあげて
涙している鉄ちゃんも大勢います。

確かに、思い出の特急や毎日お世話になった列車や故郷のローカル線が
廃止される日、鉄ちゃんでなくてもとても寂しい気持ちになりますよね。

小生は小さい頃から、ブルートレイン寝台列車の大ファンだったので、
年々廃止されていく列車に、そのたびに小さな胸を痛めたものです。

やはり、鉄道には、ロマンがあると思います。

さて、ここで今まで廃止になった代表的な列車を紹介します。

2001年9月30日：名古屋鉄道が高山本線へ乗り入れる特急「北アルプス」が廃止。
　　　　　3月1日：寝台特急「あさかぜ」と「さくら」が廃止。
　　　　　10月1日：寝台特急「彗星」が廃止。
2006年3月17日：寝台特急「出雲」が廃止。
2007年3月17日：特急「東海」が廃止。
　　　　　3月15日：寝台急行「銀河」・寝台特急「なは・あかつき」が廃止。
　　　　　　　　　　　寝台特急「富士・はやぶさ」が廃止。
2008年11月30日：0系新幹線定期運用終了。新幹線0系電車のさよなら運転（2008年12月14日）
2010年3月12日：寝台特急「北陸」と急行「能登」が廃止。
2012年3月17日：寝台特急「日本海」と急行「きたぐに」の定期運行廃止。
2014年3月15日：寝台特急「あけぼの」の定期運行廃止。
2015年3月14日：寝台特急「トワイライトエクスプレス」と同「北斗星」が廃止。

ここで、特記事項は、2008年11月30日：0系新幹線定期運用終了です。
東海道新幹線の開業が1964年10月1日ですから、４４年間0系新幹線車両は走り続けたのです。

今では、新幹線と言うと、北海道新幹線、東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、
北陸新幹線、山陽新幹線、九州新幹線があり、流線型の超最新鋭の車両が走っています。

0系新幹線の鼻の丸い形はかなり旧型イメージになってしまいましたが、
やはり小生は新幹線というとその形を思い浮かべてしまいます。

お～い、折乃笠、まだか～！
ハイ！　助平ネタをお持ちの方、お待たせしました。

ここで、漫画家みうらじゅんに登場願います。
『人生の３分の２はいやらしいことを考えてきた。
　随分、新幹線を利用させてもらったが未だ”はやて”のデザインに馴染めない。
　ボンネットの部分がニューツと伸び、靴のように尖った車体は７００系は色も形も
　さらに進化していて０系世代には眩し過ぎるのである。
　1964年（昭和39年）に開業した東海道新幹線ひかり号（Ｏ系）。
　僕は当時、小学一年生で、初めてその車体を見た時、カッコイイと憧れたもんだ。
　・・・・・
　あれから５０年。その間、新幹線はモデルーチェンジをくり返し、Ｏ系は2008年の
　さよなら運転で引退した。
　月の光に照らされて、湯舟の中でぐったりしたチ○ポをマジマジと観察した。
　今まで気付かなかったことだが、やたらデザインが古く感じる。
　正しくＯ系である。もうそろそろさよなら運転の日も近いんじゃないのか。』

この最後の１行にたどりつくまで４６行も使ってしまいました。

会社にいる時は、いつも皆に「結論から先に言え」と言っていましたが、
さすがに今回、先に　「もうそろそろさよなら運転の日も近いんじゃないのか。」
と言ってもおもろくないですよね（大笑）。

鉄ちゃんの方、助平の方、楽しんでいただけたでしょうか？

お後がよろしいようで～！

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