今、小生が興味を持っているものの中に、AI(人工知能)とアンドロイドがあります。
◆AI(人工知能)は ”人間の心” になれるのか?
◆アンドロイドは ”人間” になれるのか?
という命題を持って、本を読んだり、インターネットで調べたり、博物館や技術館に
行ったりしています。結構楽しいです。
ただし、裾野が広すぎて相当な知識が必要なのにすぐ頭が飽和してしまったり、
技術進歩のスピードが速すぎて小生の亀進歩では追いついて行けなかったりですが、
参加することに意義があるということで頑張ります。
ところで、人工知能(AI)の将来について以下の見解があります。
未来学者のレイ・カーツワイルは、「2045年に機械が人間を超える、『シンギュラリティ』が
到来する」と予言しました。
その時、人工知能、AIが人間の知能を上回り、今、人間が行っている仕事のうち、
「クリェイティビティ」「ホスピタリティ」「マネジメント」以外の9割の仕事を機械が行う時代が
到来するということです。
その結果、働く人間は全人口の1割。他の9割の人々は失業しても、ベーシックインカム
(最低限所得補償制度)か、フリーミアム(基本的な商品やサービスは無料で得られること)
で生きていけるという。
働かなくても生きていけるということです。
さて、今回の主題に入ります。
そのAIをより深く知るためにAIを題材に描いた近未来サスペンス映画を観ました。
”AI崩壊”です。
ストーリは
『2030年、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、
年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった全国民の個人情報と健康を管理していた。
いまや社会インフラとして欠かせない存在となった「のぞみ」だったが、ある時突然、暴走を開始。
AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという、恐るべき事態が巻き起こる。
警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。
身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。桐生は「のぞみ」を管理するHOPE社の代表で、
義弟でもある西村悟とひそかに連絡を取りながら、なんとか事態の収拾を目指すが……。
大沢たかおが主人公・桐生を演じるほか、賀来賢人、広瀬アリス、岩田剛典、
松嶋菜々子、三浦友和らが共演する。』
映画は、最後に人類に警鐘を鳴らします。
逮捕された真犯人は反省の色を見せず、
「AIがいつ暴走するかなんて、誰もわからない。」
と薄ら笑いをします。
そして、最後に、天才科学者桐生浩介は新聞記者から質問されます。
「AIが人を幸せにできると思いますか?」
それに対し、
「その質問は、親は子どもを幸せにできるのかと言い換えられるかもしれない。」
と答えます。
次に、凡人折乃笠公徳は自分から同じ質問されます。
「AIが人を幸せにできると思いますか?」
それに対し、
「できないと思います。その理由は、たぶんAI(人工知能)は”人間の心”になれない
と思うからです。」
それを言い切るために、自身、更なる調査、検討、考察が必要です。
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超凡人SFもAIは人を幸せにはできないと思います。
なぜならば、AIは人の微妙な表情とか、体調の変化とか、心の動きを読み取ることが出来ないと思うからです。
また、人間は五感で外部から情報を感じとることができるし、旅行やレジャーを楽しんだり、仲間とお酒をのんでストレス解消したり、痛みや悲しみもありますが、それらの経験を通して成長していると思うので、AIが人間を超えることはできないと信じています。
一方では、高齢化が進んでいる中で、AIにはいろいろな役割を持って活躍してもらいたいと思っています。
数十年後には、AIも更に進化すると思いますが、お互いの弱いところをカバーしながら、よきパートナーになることを確信しています。