皆さん、ウェルビーイング(Well-being)という言葉をご存じですか?
それは、生活の質やクオリティー、活力をもって健康に人生を過ごしているか
なども含め、その国の「幸福度」を示すものです。
国連は毎年ウェルビーイング調査を行っていますが、日本は
「世界幸福度ランキング」(2019年)で、世界156国中、58位。
いくら停滞しているとはいえ、それでも日本は世界第三位の
経済大国であるにもかかわらず、幸福度は低いと言うことです。
『日本もこれまでの「たくさんお金を稼いで、たくさん物を買うのが幸せ」
という物質社会はもう過去のもので、あらためて、健康や安らぎと
いった個々の人生百年を考える時期に入っているのではないだろうか。
時代は次の段階へ、「GDP」から国民一人ひとりの「GDW」へ。』
”GDW興国論 幸福度世界一の国へ” 自らの著書で政治家の下村博文氏
が言っています。
小生、今、いろいろな場面で、”幸せ”について考える機会があります。
「GDP」から国民一人ひとりの「GDW」へ 小生も大賛成です。
重要なのは、それぞれの人が何に幸せを感じるかだと思うんです。
『幸せは自分の心が決める』と詩人の相田みつをが言っていますが、
幸せって、自分が決めることだ思うんですね。
その人がどんなに幸せそうに見えても、他者が相手の心の中まで
知ることはできません。
それでも、小生、全ての人に共通して言えることが1つあると思っています。
『普段、何事もなく普通に生きていることが、如何に幸福であるかを感じるべき、
感謝すべきだ。』ということです。
4年前の1月末、小生の北鎌倉の円覚寺のレポートです。
『座禅会が始まる30分程、あたたかな陽だまりの中でぼ~っと
する時間があった。
心は清らかで、体はあたたかく、頭はからっぽ。
良い気分だなあ。半分、ウトウトとしている。
健康であり、悩みはあるけど何とか我慢して、頭は少し使って
一生懸命普通に生きている。
これが一番幸せなのかもしれない。感謝。』
ウェルビーイング(Well-being)!
先ずは心の中で叫びましょう。
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