地元、大月浅利地区の神田神社で秋季祭典(秋のお祭り)が実施されました。

神田神社は、とても小さい質素な神社ですが、歴史的に由緒ある神社です。

『甲斐国志に御岳権現浅利村、本村産神とあり、また慶応四年の社記には
祭神大己貴命、少彦名命、素盞鳴命(御岳社)とある。
大正十三年刊行の北都留郡誌には村社神田神社、社殿は安政五年流出し
再建せずと、度々の災害にて社地を転じ、社名も改まり現在に至つてゐる。
明治六年村社に列せらる。』

今回もコロナ禍のため、浅利地区役員と祭世話役(小生)のみで厳かに
実施されました。

宮司様による神々しい儀式が行われ、改めて神道の深さを感じたのです。

神道の儀式に参加することは、日本人の魂を見つめ直すのにとても大切ですね。

今回、祭典の間、頭(こうべ)を垂れて、改めて神道を想いました。

神道は、日本独自の宗教。

山や川などの自然や自然現象、また神話に残る祖霊たる神、
怨念を残して死んだ者などを敬い、それらに八百万の神を見いだす多神教です。
自然と神とは一体的に認識され、神と人間とを取り結ぶ具体的作法が祭祀であり、
その祭祀を行う場所が神社であり、聖域とされました。

日本全国、どんな山奥や岬や島々にも、大小問わず必ず神社があると思います。
どんな人でもそこへ行くと必ず頭を垂れる。そして自然とお賽銭を投げている。
小生はこれぞ日本人の精神だと思うんです。
もちろんお賽銭を投げることではなくて頭を垂れることがです。

宗教名の多くは何教と呼称しますが、神教ではなく神道です。
神道を知ること、すなわち日本、日本人を知ることだと小生は思っています。

そして祭典は、神々しさを残しつつ静かに終わりました。

神恩感謝です。

P.S.その後の直会(お神酒をいただく会)は、コロナ禍のため中止となりました。
家に帰って、昼間っからお神酒を美味しくいただきました。

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