小生、生成AIを本格的に勉強し活用し始めて約1年半経ちました。

知識という面では中級クラスだと思っていますが、実践という意味では
まだまだそこまで達成できていないような気がします。

実践するためには、ただ単に練習問題をやれば良いというわけではなく、
やはり目的を持った実務が必要だと思います。

現在、市役所の業務、いろいろな活性化活動、自分のHPやブログで
積極的に生成AIを活用して実践的能力をアップさせています。

ここで4月から新しい期が始まるのを大きな節目として、更なる生成AI技術アップを
するために現在Chain Prompt、GPTs、Difyをオンライン講座で勉強しています。

間もなく終了しますが、完全に頭でっかちで手も足も出ない状態です(笑)

3月からストレッチやラジオ体操をして手と足が柔軟になるようにしたいと思います。

4月には頭にある知識で手や足を柔軟に動かしたいと思います。

その時は、生成AIを使用することが目的ではなくて、何をやりたいか、
あるべき姿は何か、を実現するための手段が生成AIだと思っています。

その手段の範囲を大幅に広げるためのツールがChain Prompt、GPTs、Difyです。

皆さんのほどんどが???だと思います。

小生も少し?です。

そこで、ここで「生成AI技術:Chain Prompt、GPTs、Difyの使い分けを
勉強したいと思います。

近年のAI技術の進歩は目覚ましく、特に自然言語処理分野においては、生成AI技術が大きな注目を集めています。生成AIは、大量のテキストデータを学習することで、人間のように自然な文章を生成したり、翻訳、要約、質疑応答など、様々なタスクをこなすことができます。

ここでは、代表的な生成AI技術であるChain Prompt、GPTs、Difyの3つに焦点を当て、それぞれの技術の概要、特徴、得意・不得意なタスク、ユースケース、メリット・デメリット、将来展望、そして3つの技術を組み合わせることで広がる可能性について勉強します。

分析手法
本稿では、Chain Prompt、GPTs、Dify の3つの生成AI技術について、それぞれの公式ドキュメントや関連資料、そして実際に利用したユーザーのフィードバックを参考に、以下の手順で分析を行いました。
(1) それぞれの技術の概要と特徴を調査しました。
(2) それぞれの技術が得意とするタスク、不得意とするタスクを分析しました。
(3) 具体的なユースケースを収集し、それぞれの技術がどのように活用できるのかを検討しました。
(4) それぞれの技術のメリットとデメリットを比較しました。
(5) それぞれの技術の将来展望について考察しました。 (6) 3つの技術を組み合わせることで、どのような可能性が広がるかを検討しました。

  1. 各技術の概要と特徴

1.1 Chain Prompt
Chain Promptは、複数のプロンプトを連鎖的に組み合わせて、より複雑なタスクをAIに実行させる技術です。プロンプトとは、AIへの指示や質問を記述したテキストのことです。Chain Promptでは、1つ目のプロンプトの出力結果を2つ目のプロンプトの入力として使用し、さらにその出力結果を3つ目のプロンプトに入力するといったように、複数のプロンプトを繋げていくことで、段階的にAIの出力結果を洗練させていきます。Chain Prompt を使うことで、AIとの対話がよりインタラクティブでダイナミックなものになります。 これは、AIの推論能力を高めるために重要な役割を果たします。
特徴
複雑なタスクを、より単純なタスクに分解することで、AIが理解しやすくなる。
プロンプトを組み合わせることで、AIの出力結果を制御しやすくなる。
柔軟性が高く、様々なタスクに適用できる。

1.2 GPTs
GPTs (Generative Pre-trained Transformers) は、OpenAIによって開発された大規模言語モデルです。 大量のテキストデータで事前学習されており、人間のような自然な文章を生成することができます。GPTsは、文章生成だけでなく、翻訳、要約、質疑応答、コード生成など、様々なタスクに利用することができます。GPTsは基礎となるモデルであり、他のアプリケーションの土台として機能します。
特徴
高精度な文章生成能力
多様なタスクへの対応力
APIを通じて簡単に利用可能

1.3 Dify
Difyは、LLM (Large Language Model) を活用したアプリケーションを、ノーコードで開発できるプラットフォームです。 Difyを使用することで、プログラミングの知識がなくても、チャットボット、テキスト要約ツール、文章生成ツールなど、様々なAIアプリケーションを簡単に作成することができます。ユーザーフレンドリーなインターフェースを備えており、 AIアプリケーションのプロトタイピングと展開を迅速に行うことができます。 Difyは、GPTsのような基盤モデルの上に構築されたプラットフォームであり、ユーザーが独自のAIアプリケーションを作成するためのツールと機能を提供します。
特徴
ノーコードでAIアプリケーションを開発可能
豊富なテンプレートと機能
さまざまな価格プランが用意されている

  1. 各技術が得意とするタスク、不得意とするタスク

Chain Prompt
複雑な推論、多段階の処理、創造的なタスク
単純な情報検索、明確な答えがあるタスク

GPTs
文章生成、翻訳、要約、質疑応答、コード生成
感情や倫理的な判断を必要とするタスク、機密情報の取り扱い

Dify
特定のタスクに特化したAIアプリケーションの開発
汎用的なAIの開発、高度なカスタマイズ

  1. 具体的なユースケース
    3.1 Chain Prompt
    物語の創作: プロット、登場人物、舞台設定などをそれぞれプロンプトとして定義し、Chain Promptで繋げることで、AIにオリジナルの物語を創作させることができます。例えば、「ファンタジーの世界」を舞台に、「勇敢な騎士」と「邪悪なドラゴン」が登場する、「友情と冒険」をテーマにした物語を生成したい場合、以下のようなChain Promptを設計することができます。
    プロンプト1:「ファンタジー世界の舞台設定を詳細に記述してください。」
    プロンプト2:「勇敢な騎士のキャラクター設定を詳細に記述してください。」
    プロンプト3:「邪悪なドラゴンのキャラクター設定を詳細に記述してください。」
    プロンプト4:「友情と冒険をテーマにした物語のプロットを考案してください。」
    プロンプト5:「プロンプト1〜4で生成された情報に基づいて、物語を創作してください。」

このように、Chain Promptを用いることで、段階的に物語の要素を生成し、最終的に完成度の高い物語をAIに創作させることができます。
複雑な質問への回答: 複数のプロンプトを組み合わせて、段階的に情報を絞り込み、最終的に質問への回答を導き出すことができます。例えば、「日本の歴史上の人物で、最も影響力があった人物は誰ですか?」という質問に対して、以下のようなChain Promptを設計することができます。
プロンプト1:「日本の歴史上の人物を10人挙げてください。」
プロンプト2:「プロンプト1で挙げられた人物の中で、政治、経済、文化に最も影響を与えた人物をそれぞれ1人ずつ選んでください。」
プロンプト3:「プロンプト2で選ばれた3人の人物の中で、総合的に見て最も影響力があった人物は誰ですか?その理由も説明してください。」
このように、Chain Promptを用いることで、複雑な質問を複数の段階に分解し、AIがより正確に回答を導き出せるようにすることができます。

データ分析: データの抽出、加工、分析といった一連の処理をプロンプトとして定義し、Chain Promptで自動化することができます。例えば、売上データから顧客の購買傾向を分析する場合、以下のようなChain Promptを設計することができます。
プロンプト1:「売上データから、顧客ID、商品名、購入金額、購入日時を抽出してください。」
プロンプト2:「プロンプト1で抽出されたデータから、顧客ごとの購入金額の合計を計算してください。」
プロンプト3:「顧客ごとの購入金額の合計に基づいて、顧客を上位10%、10%〜90%、下位10%の3つのグループに分類してください。」
プロンプト4:「各グループの顧客の購買傾向を分析し、特徴を記述してください。」
このように、Chain Promptを用いることで、データ分析プロセスを自動化し、効率的に分析結果を得ることができます。

顧客サービス: Chain Promptは、顧客サービスの自動化にも活用できます。 例えば、顧客からの問い合わせに対して、まず問題を特定し、次に関連する情報をデータベースから検索し、最後に解決策を提示するといった一連のプロセスを自動化することができます。
コンテンツ作成: Chain Promptは、コンテンツ作成の効率化にも役立ちます。 例えば、ブログ記事のアウトライン作成、記事の執筆、SEO対策、ソーシャルメディアへの投稿といった一連の作業を自動化することができます。
教育: Chain Promptは、教育分野にも応用できます。 例えば、生徒のレベルに合わせた学習内容の提供、個別指導、学習進捗の管理などを自動化することができます。

3.2 GPTs
カスタマーサポート: GPTsを活用したチャットボットを導入することで、24時間365日、顧客からの問い合わせに対応することができます。例えば、ECサイトにGPTsを搭載したチャットボットを導入することで、顧客からの商品に関する質問や配送に関する問い合わせに自動で回答することができます。また、顧客の購入履歴や過去の問い合わせ内容を考慮したパーソナライズされた対応も可能です。

コンテンツ作成: GPTsに記事のテーマやキーワードを与えることで、自動的に記事を生成することができます。例えば、「最新のAI技術動向」というテーマを与えると、GPTsは関連する情報を収集し、最新のAI技術に関する記事を自動で生成します。さらに、記事の構成や文体、ターゲット読者などを指定することで、よりニーズに合った記事を作成することも可能です。

翻訳: GPTsは高精度な翻訳能力を備えており、多言語対応のサービスに役立ちます。例えば、GPTsをウェブサイトに組み込むことで、リアルタイムで多言語翻訳を提供することができます。また、GPTsは文脈を理解した上で翻訳を行うため、自然で正確な翻訳結果を得ることができます。

3.3 Dify
社内FAQチャットボット: 社内文書を学習させたチャットボットをDifyで作成し、従業員からの質問に自動で回答することができます。例えば、人事に関する質問、社内システムの使い方に関する質問、福利厚生に関する質問などに自動で回答することができます。これにより、人事担当者やITサポート担当者の負担を軽減し、従業員の業務効率を向上させることができます。
商品レビュー要約ツール: Difyで商品レビューを要約するツールを作成し、顧客が商品を理解しやすくすることができます。例えば、ECサイトに掲載されている大量の商品レビューをDifyで要約することで、顧客は短時間で商品の特徴や評価を把握することができます。これにより、顧客の購買意欲を高め、売上向上に繋げることができます。
メール自動返信: Difyで受信メールの内容を分析し、自動的に返信メールを生成するツールを作成することができます。例えば、顧客からの問い合わせメールに対して、Difyで自動的に返信メールを生成することができます。これにより、顧客対応の時間を短縮し、顧客満足度を向上させることができます。

  1. 各技術のメリットとデメリット

Chain Prompt
柔軟性が高い、複雑なタスクに対応可能、AIとの対話をよりインタラクティブにできる
プロンプト設計の難易度が高い、出力結果の安定性に課題

GPTs
高精度な文章生成能力、多様なタスクに対応
API利用のコスト、倫理的な問題、感情や倫理的な判断を必要とするタスクや機密情報の取り扱いが不得意

Dify
ノーコードでAIアプリケーションを開発可能、ユーザーフレンドリー、AIアプリケーションのプロトタイピングと展開を迅速に行うことができる
カスタマイズ性に制限、高度な機能には対応できない

  1. 各技術の将来展望

Chain Promptは、AIの推論能力を高め、より複雑なタスクを自動化するための重要な技術として、今後ますます発展していくと考えられます。 プロンプトエンジニアリングと呼ばれる、AIに効果的なプロンプトを与えるための技術も進化し、Chain Promptの活用範囲はさらに広がっていくでしょう。特に、複雑なワークフローや意思決定プロセスの自動化にChain Promptが活用されることが期待されます。

GPTsは、継続的な開発により、文章生成能力やタスク対応力がさらに向上していくと予想されます。また、倫理的な問題やバイアスへの対策も進み、より信頼性の高いAIとして社会に浸透していくでしょう。

Difyは、ノーコードAI開発プラットフォームとして、より多くのユーザーにAI技術を利用する機会を提供すると期待されます。機能の拡充やテンプレートの充実により、さらに多様なAIアプリケーションがDifyで開発されるようになるでしょう。また、Difyのコミュニティは、ユーザー同士が情報交換や協力を行う場として、今後ますます重要性を増していくと考えられます。

  1. 3つの技術を組み合わせることで広がる可能性
    Chain Prompt、GPTs、Difyの3つの技術は、それぞれ単独で利用するだけでなく、組み合わせることでより大きな効果を発揮することができます。
    例えば、DifyでGPTsを活用したチャットボットを作成し、Chain Promptで複雑な質問への対応能力を高めることができます。具体的には、顧客からの質問に対して、まずDifyで作成したチャットボットが一次対応を行い、一般的な質問に回答します。もし、チャットボットが回答できない複雑な質問があった場合は、Chain Promptを用いて質問を分析し、GPTsに適切なプロンプトを複数回与えることで、より的確な回答を生成することができます。
    また、Chain Promptで生成した文章をGPTsで洗練させ、Difyでアプリケーションに組み込むことも可能です。例えば、Chain Promptで生成した文章をGPTsに与え、文法や表現を修正したり、より自然な文章にしたりすることができます。そして、修正後の文章をDifyで作成したアプリケーションに組み込むことで、より質の高いコンテンツを提供することができます。

結論

本稿では、生成AI技術であるChain Prompt、GPTs、Difyの3つについて解説しました。それぞれの技術は異なる特徴と得意・不得意なタスクを持っており、ユースケースも様々です。Chain Promptは複雑なタスクを処理するのに優れており、GPTsは高精度な文章生成能力を備え、DifyはノーコードでAIアプリケーションを開発できるという利点があります。
これらの技術を適切に組み合わせることで、AIの可能性を最大限に引き出し、社会に貢献する革新的なアプリケーションを生み出すことができると考えられます。例えば、DifyとGPTsを組み合わせることで、高度なチャットボットを開発したり、Chain PromptとGPTsを組み合わせることで、より創造的なコンテンツを生成したりすることができます。
今後、これらの技術はさらに進化し、私たちの生活やビジネスにますます深く関わっていくことが予想されます。それぞれの技術の特徴を理解し、適切に活用することで、AIの恩恵を最大限に享受することができるでしょう。

皆さん、わかりましたか?

小生は半分くらいです。

後の半分は実践で身に着けていきたいと思います。

 

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