一昨日の朝、首都高の永福インター付近での出来事です。
いつものように調布付近から渋滞があり超ノロノロ状態。
少し長めに停止中、突然後ろから ドン! と凄い音と共に突き上げが・・・
1.先ず冷静に現状把握が大切
小生、一瞬何が起きたかわからなく、ルームミラーで後ろを見ました。
そこには、普段目にしたことがない光景が・・・
すぐ後ろに大型ワゴン車がいるんです。
プリウスαのリヤウインドはスモークガラスで暗く見えるはずなのですが、
はっきり見えています。
つまり、スモークガラスが全面割れてしまい、後ろの車がそのまま
見えているのです。
現状を把握するのに1~2秒、大型ワゴン車に追突されたことを認識しました。
こちらは急停車した訳ではなく完全に停止中、非は認められないと判断しました。
2.安全・安否確認最優先
3秒後、同乗者の安全・安否確認。
結構強いショックだったので、とても心配でした。
幸いにして全員特に大きな怪我はなく、小生ともう一人が若干首筋に違和感が
あったものの無事でした。
プリウスαの最後部席(リアバックの直ぐ前)に2名乗車していたので、
もし大型ワゴン車が更にスピードを出していたら、やばかったです。
変な話、不幸中の幸いと思いました。
3.加害者の第一印象を把握
5秒後、怒りがわき出してきました。
大きな怪我は無かったものの車の後部は大破損、予定していたツアーはだい無し、
小生を含めた同乗者は気落ち・・・ なんでこんな時に、こんなことに?
後ろの運転手の行動を待つことに・・・
じっとしていました。
8秒後、後ろの運転手が走ってやってきました。
直立不動、大きく頭を下げ
「本当に申し訳ありません。
皆さん、お怪我はありませんか?
ブレーキを踏むのが遅れてしまいました。
皆様本当に申し訳ありません。」
再び、頭を下げました。
「先ずは警察を呼んで・・・」
「ハイ!」
その後、小生考えました。
最初から自分の非を認めた。何も言い訳をせず大きく謝った。
かなり動揺しているが緊急事態に対する行動はできている。
もう怒るのは止めよう。
4.緊急事態の時は冷静に行動する
小生、会社時代に目ん玉が飛び出すくらい、心臓が口から出てきてしまうくらい
びっくりする緊急事態がありました。
その時の教訓は、自分が慌ててしまうと的確な判断ができなくなる、
周りの人たちが更に不安になってしまう、増々悪い方向に向かってしまう等
の教訓がありました。
その時はグッと堪えて、振りでも良いから冷静に行動することです。
今回も、なんとか、相手との情報交換や警察との事情招集対応を
終えることができました。
最後は、あまりにも落ち込んでいる相手をねぎらったり・・・
(まったく、そこまでしなくても、と後で思いました。)
50分後、保険屋さんが手配してくれた修理業社の大型レッカー車が到着。
首都高は危険なので一般道に移動することに。
再度、相手の運転手がやってきて、涙ながらに再謝り。
「本当にもう訳ありませんでした。」
「わかった。もういいですよ。後の保険処置はよろしくお願いします。」
5.緊急事態後の予定は中止するのではなく、代替え案を考え抜いてやり抜く
我がプリウスαの後部は無残に変形してしまいました。
応急処置としてビニールでリヤウインドを塞ぎ、変形しているバンパーや
フェンダーをガムテープで固定。
小生、自走できると考え、修理業社の担当者(とても良い人)と協議。
安全最優先で自走不可と判断しました。
そして、大月の小生御用達の修理工場まで運んでもらいました。
電話一本で即受け入れOKしていただいて感謝です。
更に不幸中幸いで、すぐそばにレンタカー屋さんが有。
ツアーを続行することを同乗者に伝達。
皆さん、同意。
たいへん喜んでくれました。
数か月前から楽しみにされていたツアーを中止にしたら、
一生嫌な思い出が残ってしまう。
ここで踏ん張って決行すれば、良き思い出と共にあんなこともあったで
済むはずだ。
予定より1時間半遅れて、現地到着できました。
6.悪いことの後は何もなかったように行動する
大雨だったので、いづれにしても渡し舟は中止だったので、その分の
時間合わせで全ての予定行動を実施することができました。
皆さんにはとても喜んでいただき、小生もうれしく思いました。
帰るレンタカーの中では、事故のことは一言もなく、
今日の楽しかったことしか話があがりませんでした。
7、その後の行動も大事
次の日、保険屋さんと電話で情報交換、0対10の責任分担となりました。
修理工場へ行って仲良し整備士の方と情報交換、全治約1ヵ月、これだけ車が
大破しているのだから相当なショックがあったはず、体は大丈夫かと車より体を
心配してくれました。
整備士の方と保険者さんと話した時に、「頼むから病院へ行ってくれと頼んでほしい。」
と整備士の方が言っていたと後で保険屋さんから聞きました。
本件については、若干首筋が張るので9日(木)に整形外科に行くことにしました。
その他、レンタカーの返却や再度貸し入れ等でたいへん忙しい1日でした。
相手の運転手から電話があり、怪我の心配と陳謝がありました。
「もうわかりましたから・・・ すいませんが病院には行かせてもらいます。
人身事故扱いになってしまいますが。」
「すいませんなんて・・・」
しばらく絶句。その後
「こちらが悪いのに・・・」
小生も、後で自分に対し
「ばかだなあ。すいませんなんて言って。」
と思いましたが、それが正直な気持ちでした。
8.まとめ
今回の突然の追突!
思ったこと、行動したこと、得たことがありました。
これがもっと大きなことになっていたら、
正直、小生、冷静に対応できたかどうかわかりません。
こんな偉そうなことを言えたかもわかりません。
こればかりは起きてみないとわからないんですね。
ベストを尽くすだけです。
それでも、絶対言えることは、最優先は安全、
そして周りの人たちへの配慮と思いやり、
これだけは忘れずに対応したいと思います。
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