1.はじめに

6月もいよいよ終わろうとしていますが、皆さんは如何でしたか?

小生の6月も超多忙で新しいことも含めていろいろな課題を検討、
実行、挑戦してきました。

特にAI課題では、トニカクいろいろなAIをやってみて、今後の方向性を
明確にしようして参りました。

なんせ、AIは無限大の力があるので、とにかく一度やってみないと
想像もつかないんですよね。

毎日AIにはびっくりさせられっぱなしです。

そして今回で予定していた課題は全て終了し、後はまとめとなりました。

1.noteの基礎を習得        済
2.ChatGPTにプラグイン入力 本体が進歩しているのでいらないかも? 済
3.Webサイト入れ物作成       済 
4、X(ツイッター)AI専用アカウントを立ち上げる    済
5.課題毎にnoteを発行                済
6.論文を要約、解析(小山田信茂公と浅利信種公の関係)  済
7.高度な画像作成              済
8.画像を取り込み解析            済
9.音声を文字化(町内会のインタビュー)   済
10.GPTs習得(市役所業務に活用)   今回報告
11.データ解析(市役所業務に活用)     済
12.Line有効活用            済
13.アマゾンキンドル有効活用        済
14.新 小説を書く             済
15.新 動画を作成、編集する        済
16、新 Difyの使い方            済

今回は、10.GPTs習得(市役所業務に活用) 

本課題は小生のAI活動の主流となる部分で、特に重要と考えています。

というのも、GPTsとDifyAIは、AIの組み合わせて使用するものなので
AI単独に比べて、遥かかなたの性能を発揮することができるからです。

そこで、今回は、GPTsについて再確認し、更にGPTsとDifyAIの比較
をして、7月からのAI活動の方向性を決めたいと思います。

これから説明する内容は、グーグル情報とChatGPTを約1時間30分かけて
駆使した内容で、やっと痒いところに手が届いたという感じものもです。

2.GPTs(カスタムGPT)とは

1)概要

 ・提供者: OpenAI
 ・発表日:2023年11月6日
 ・利用条件:ChatGPT Plusプラン(月額20ドル)限定
 ・ノーコード:専門的なプログラミング不要

2)特徴

 (1)ノーコードでの作成
  ・自然言語入力で簡単にカスタマイズ可能
  ・コーディング不要

 (2)共有機能
 ・ 自分のみ、リンクを知っている人、一般公開から選択
 ・GPT Storeで公開可能

 (3)API連携
 ・ Custom Actionsにより外部データとのAPI連携が可能
   例: Googleスプレッドシートとの連携

3)利用時の注意点

 (1)利用上限
  ・1分あたり最大600回、1日あたり最大100,000回
  ・1回の対話セッションで最大4,096トークン

 (2)ChatGPT Plus限定
  ・作成したGPTはChatGPT Plusユーザーにのみ共有可能

 (3)情報漏洩のリスク
  ・「開発・改善に使用することがある」利用規約が適用される

4)活用例

 (1)スケジュール管理
 (2)定型的な分析
 (3)調査
 (4) Q&Aリストアップ
 (5)問い合わせ対応

3.DifyAIとは

1)概要

 ・提供者 DifyAI
 ・ノーコード プログラミング知識不要でチャットボットやAIツールをカスタマイズ

2)特徴

 (1)多機能なノーコードプラットフォーム
 ・様々なAIツールやチャットボットを簡単に作成・カスタマイズ可能

 (2)広範な連携機能
 ・ 多くの外部サービスやデータソースとの連携が可能
  例: CRM、ERP、マーケティングツールなど

 (3)高度なカスタマイズ
 ・ユーザーインターフェース、ワークフロー、データ処理のカスタマイズが容易
 ・拡張可能なプラグインやモジュールが豊富

3)利用時の注意点

 (1)価格
 ・利用する機能や連携サービスによって料金が変動

 (2)データプライバシー
 ・データの取り扱いに関するポリシーを確認する必要あり

4)活用例

 (1)カスタマーサポートの自動化
 (2)マーケティングキャンペーンの管理
 (3)データ分析とレポート作成
 (4)業務プロセスの自動化
 (5) ユーザーインターフェースのカスタマイズ

4.GPTsとDifyAIの比較ポイント

1)ノーコード機能

・ 両者ともプログラミング不要でカスタマイズ可能
・GPTsは自然言語入力で簡単に設定できる点が特徴
・DifyAIは多機能で幅広いカスタマイズが可能

2)連携機能

 ・ GPTsは主にAPI連携(Custom Actions)により、外部データとの連携が可能
 ・DifyAIは多くの外部サービスと直接連携可能で、より広範な統合が可能

3)利用制限と条件

 ・GPTsはChatGPT Plus限定で、利用上限が明確に定められている
 ・DifyAIは利用する機能や連携サービスによって料金や制限が異なる

4)データプライバシー

 ・GPTsは情報漏洩のリスクがあり、入力データがAIの学習に使われる
  可能性がある
 ・DifyAIもデータの取り扱いに関するポリシーの確認が必要

5)活用例の多様性

 ・GPTsはスケジュール管理や問い合わせ対応など、特定の業務効率化に
  強みがある
 ・ DifyAIはマーケティング、カスタマーサポート、自動化など、より多様な
  業務に対応可能

5.GPTsとDifyAIの使い分け方

1) GPTsの適用シーン

 (1)シンプルなカスタマイズが必要な場合
 ・ノーコードの手軽さ プログラミング不要で、自然言語を使って簡単に
   設定できる。
 ・短時間での開発 開発にかかる時間が短く、簡単にオリジナルの
   チャットボットが作成可能

 (2)特定の業務効率化が目的の場合
 ・問い合わせ対応 Q&Aリストアップや問い合わせ対応の自動化に最適
 ・スケジュール管理 Googleカレンダーとの連携によるスケジュール管理

 (3)初期費用を抑えたい場合
 ・低コスト**: ChatGPT Plusの月額20ドルのみで利用可能
   初期費用や追加の利用料がかからない

 (4)限定的な共有が必要な場合
 ・共有範囲の設定 自分のみ、リンクを知っている人、一般公開から
   選択可能
 ・GPT Storeでの公開 他のユーザーと共有し、利用人数に応じた
   収益化も可能

2)DifyAIの適用シーン

 (1)高度なカスタマイズが必要な場合
 ・多機能プラットフォーム ユーザーインターフェース、ワークフロー、データ処理の
   詳細なカスタマイズが可能
 ・拡張可能なプラグイン**: 様々なプラグインやモジュールを使って機能を拡張できる

 (2)複数の外部サービスと連携したい場合
 ・広範な連携機能 CRM、ERP、マーケティングツールなど多くの外部サービス
   との直接連携が可能
 ・データソースの統合 複数のデータソースから情報を統合し、分析や
   レポート作成に活用

 (3)多様な業務ニーズに対応したい場合
 ・カスタマーサポートの自動化 顧客対応業務を効率化。
 ・マーケティングキャンペーンの管理 マーケティング業務の自動化と最適化
 ・業務プロセスの自動化 日常業務の自動化による効率化

 (4)データプライバシーの重要性が高い場合
 ・データ取り扱いポリシー 特定の利用条件やポリシーに基づいてデータを安全に
   管理・利用

3)具体的な使い分けの例

 (1)小規模なプロジェクトやプロトタイプの作成
 ・GPTsを使う。手軽に始められ、短時間で成果が得られる。

 (2)大規模なプロジェクトや複雑なカスタマイズが必要
 ・DifyAIを使う。多機能かつ拡張性が高く、複数の外部サービスと連携できるため、
   複雑な要件にも対応可能

 (3)迅速な業務効率化が必要
 ・GPTsを使う。問い合わせ対応やスケジュール管理など、特定の業務に特化した
   チャットボットを迅速に構築できる

 (4)マーケティングやカスタマーサポートなど、複数の業務を一元化したい
  ・ DifyAIを使う。広範な連携機能と高度なカスタマイズで、多様な業務を一元化し、
   自動化することが可能

6.結論

GPTsとDifyAIは、それぞれ異なる強みと特徴を持ち、利用目的や要件に応じて
選択することが重要です。

GPTsはシンプルかつ直感的なカスタマイズが可能で、特定の業務に焦点を
当てたツール作成に適しています。
手軽に始められるため、短期間でのプロトタイプ作成や特定の業務効率化に最適です。

DifyAIはより広範な連携と高度なカスタマイズが可能で、多様な業務ニーズに
対応できる点が魅力です。
複雑な要件や高度なカスタマイズが必要な場合に適しており、多機能な連携や
大規模な業務自動化に強みを発揮します。

状況やニーズに応じて、両者を適切に使い分けることで、より効果的な業務効率化と
自動化を実現できます。

7.おわりに

いや~ ほんと痒いところに手が届き、なおかつキンカンを塗ってもらった気分です。

はじめにでも申した通り.GPTsとDifyAIは小生のAI活動の主流となる部分で、
特に重要と考えています。

今回、それぞれの特徴が明確になり、かつ使い分けが明確になりましたので、
7月以降のAI活動の方向性がわかってきました。

PS.痒いところがある場合.訳も分からず、掻いてしまうとただれて悪化してしまいます。
   その前に場所と症状をちゃんと見極めて、それなりの薬が必要です。

   ただれた後のキンカンは飛び上がるほどの痛さがあります(いん〇ん経験者が語る)

 

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