小生、先日、大月の「Wine Cellar HASEBE 長谷部酒店」にて開催された、長谷部賢さんの「プティ・ワイン笑講座」に参加したお話をブログその1でお話ししました。
今回の講座はまさに目から鱗の連続。日本ソムリエ協会の常務理事 でもある長谷部さんの、ユーモアを交えた分かりやすい解説 を伺い、小生は改めてワインという飲み物の奥深さに感動いたしました。

あまりにも素晴らしかったので、その2で皆様に講座の内容を紹介します。
小生が学んだ「探求の第一歩」として、ワインの基礎知識を皆様にも共有したいと思います。
1. ブドウが選ばれてきた理由
多くの伝統的なワイン法では、ワインの原料はブドウと定められています。背景には醸造の基本があります。発酵に必要なのは「糖分」と「酵母」。ブドウは果物の中でも糖度が高く、果汁だけで自然発酵が進みやすいのが特長です。
※法規や基準は国・地域で異なります。本記事は一般的な考え方の整理です。
ちょこっと豆知識
ブドウ以外の果実でつくるお酒(いわゆる「フルーツワイン」など)は、原料の糖度や酸度に合わせた別の工夫(補糖・酸度調整など)が必要になることがあります。
2. ワインの製法分類は実は4つ
種類が多く見えるワインも、製法で見るとシンプルです。
3. 「スパークリング」は総称、呼称は地域ごと
泡のワインは世界各地で造られており、特定地域のものは法的に保護された固有の呼称で名乗られます。レストランでメニューを見る際は、「総称としてのスパークリング」なのか「特定地域の保護呼称」なのかを意識すると選びやすくなります。
4. 世界で評価されるブドウ品種と日本
世界には土着・国際さまざまな品種があり、日本にも国内で広く栽培される白・赤の独自品種があります。輸出時に品種名がラベル表示されるケースも増え、スタイルの目安として役立ちます。ここでは一般論にとどめますが、産地・品種・醸造の掛け算で味わいは多彩に広がります。
5. 色の違い=仕込み方の違い
ワインの色は、原料の色そのもの以上に「仕込み方」で決まります。
6. 「知って飲む」と、同じ一杯がもっとおいしい
同じ白でも、タンク発酵か樽発酵か、澱(おり)と接触させるかどうか等で香り・コク・質感はがらりと変わります。新酒のフレッシュさ、熟成の丸み、泡の細かさ…。製法や品種を知って選ぶと、グラスの個性がいっそう鮮明に感じられます。
長谷部さんの「ワインは難しい知識より『楽しむこと』が大切」という想いが詰まった、素晴らしい時間でした 。 小生のワイン探求は、まだ始まったばかりです。
皆さんも是非参加下さい。
◆お願い (お手数お掛けします) ブログを読まれた方は下記2つのボタンを順番にクリックをお願いします。 クリックしてアクセスするだけで点数が入り(投票され)順位が上がります。 アクセス後は何もせず、本ブログに戻ってきてください。

私の本格的なワインとの出会いは、現役時代にスペインに出張に行ったときでした! 場所はスペイン北部のバスク地方に位置するビルボアです。フランスに近いと言うこともあってワインも有名なところで、出張先の部品メーカーの社長さんが大のワイン好きだったので行きつけのお店に引っ張りまわされました! そこで、いいワインの見分け方などいろいろとうんちくを聞かされましたっけ~(笑)
「知って飲むと、同じ一杯がもっとおいしい」・・この言葉は、ワインだけでなく人生にも通じる真理だと思います。 知識は味覚を磨き、好奇心は感動を深めるように、 この講座は ワインの世界への第一歩であると同時に、感性の再発見でもあったんじゃないですか!
私は普段ワインを飲むことはありませんが、その機会があったときには その時のことを思い出して、楽しみたいと思います。