1.はじめに

小生、38年間大型商用車メーカーで、はたらいていました。

足回りの設計を始め、ダカールラリー車の開発、開発管理、
車両生産企画、アフターサービスなど、いろいろな仕事をしてきました。

よって、今でも商用車に愛着があって、思わず抱きつきたくなります(笑)。

 

2.ところで皆さん、商用車って何だかわかりますか?

一言で言うと、”はたらくくるま” なんですね。

実は、とっかかりを言葉や資料で説明するのって結構難しくて、最初に
はたらくくるまの絵本、トミーのカタログ、ビデオを見てもらっちゃうんです。

それでは、皆さん、下記を見て下さい。

 

3. 商用車と乗用車との違い

楽しいビデオを見ていただいた後、ちょっと硬いお話をします。

商用車を理解するために乗用車との違いを説明します。
インターネット記事を引用しています。

『まず乗用車とは、道路運送法が定義する「人の運送用に供する車」
 を指します。
 自動車の中でも、人が乗ることを重視するのが乗用車ということです。

 ところが一方、「商用車は、トラックやバンなどの貨物車を指し、
 乗用車の対義語である」という定義は一般的なようで、実は間違いです。

 商用車を明確に定義する法律は存在せず、あくまで自動車メーカーが
 「商用車」として販売しているものを、商用車と定義するということです。

 商用車には、大きく分けて乗用車と貨物車の2種類が存在します。

 商用車は乗用車を含んでいるため、貨物車としての商用車と乗用車を
 比較したとき、はじめて違いが生じることになります。』

なんか、わかったようでわかりませんよね。

もっと簡単に言うと、商用車=貨物車(トラック) + 乗用車(バス)

マニアックな部分では、馬を乗せて運ぶバスやレントゲンバスなどは、
「人の運送用」ではないので、形はバスでも貨物車(トラック)なんです。

 

4.折乃笠の独自解説

皆さん、たまにはこんな話も良いでしょう?

こらあ~! 折乃笠の知識のひけらかしと自己満足じゃねえか!

ちッちッち。 もう少し折乃笠の説明を聞いて下さい。

小生、あまり知られていませんが、1年間車両生産企画部署に所属して、
十年分位のこのような知識の吸収しました

さて、貨物車を大きく分けると、「荷物を運ぶ車」と「作業をする車」に
分けられるんですよ。

下の写真は主に大型「荷物を運ぶ車」です。

バンは平ボディ―と合わせ、一番ポピュラーな仕様で、数は一番多いです。

冷蔵冷凍バンは大型車の場合、冷却のためサブエンジンを搭載するものもあります。

タンクものの中で、牛乳を運ぶものは、太陽光を反射し清潔に保つためにピカピカのアルミ製にすることが多いです。

 

下の写真は主に大型「作業をする車」です。

消防車は50種類以上あるそうです。作業をする車の機器は本体の車より値段が高いのがほとんどです。

 

5.まとめ

以上、商用車の一部の例を紹介しました。

普段当たり前に見ているものが、ちょっと視点を変えてみると
とても興味深いものになると思うんですね。

是非、皆さん、外に出たら注意深く商用車を見てみてくださいね。

きっと、商用車が好きになると思います(かな?)。

  

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