皆さん、生き方を変えるほどの本との出会いをしたことがありますか?

小生は生まれてこの方、数回経験しています。
(小説家・芹沢光治良 実業家・稲盛和夫 僧侶・塩沼亮潤)

実は今年になって、新たにそれがありました。

「嫌われる勇気 岸見一郎&古賀史健著」

この本は、258万部ベストセラー、7年連続トップ5入りの超有名な本です。

小生、この本の存在は発刊当時から知っていましたが、読まず嫌い、
どうしても「嫌われる勇気」という題名が性に合わず、そのままにしていました。

今般、自身のテーマ「人として何が大切か、真の幸せとは何か」関連で、アドラー心理学を
勉強するために改めて行きついたのがこの本でした。

この本を読む前に、アドラー心理学の入門書「幸せに生きる方法 平本あきお&前野隆司著」
を読んでいたことも幸いして、「嫌われる勇気」を深く読むことができました。

読み始めた瞬間、心と頭に戦慄が走りました!
(戦慄:恐れや緊張などのため、からだや声がふるえること)

『アドラー心理学は正しいことよりも患者を治すことに重点を置いた心理学である』

『アドラー心理学は「どうしたら人は幸せになるのか」に注目する』

そして、読み進める毎に、自分が悩み苦しんでいたことが、文字として現れ、その解決策が
示されていくのです。

『すべての悩みは、対人関係の悩みである』

『アドラーは「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」といっていますが、
 どうすれば良い対人関係を築けるかを知らないと、他の人の期待を満たそうとしたり、
 他の人を傷つけまいとして、主張したいことがあっても伝えることができず、自分
 が本当にしたいことを断念してしまうことがあります。

 そのような人は、たしかにまわりの人からの受けはよく、彼(彼女)らを嫌う人は
 少ないかもしれませんが、その代わり、自分の人生を生きることができないこと
 になるのです。』

小生が、今までモヤモヤしていたことがえぐり出された様な感じです。

そして、えぐり出された後の傷口に赤チンを塗られた気分です。

本との出会いはまさしく「人」との出会いと同じ、生き方を変える程の力があると思います。

アドラー心理学の詳細は改めて、後日ブログで報告させていただきます。

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