2026年1月、生成AIの進化は留まるところを知りません。

今回は、小生が一押しのGoogleの「NotebookLM」を使って、ある実験を行いました。

それは、「AIに指示(プロンプト)を与えるか否かで、アウトプットの質はどう変わるのか?」という検証です。

同じNotebookLMというツールを使い、同じテーマでスライド生成を試みた結果、出てきた2つの資料の違いに、小生、ぎっくらしました。。

  1. 「オリジナル(指示なし)」:優秀な解説者
    まず、特別な指示を与えずに生成した「オリジナル」のスライドを見てみましょう。 こちらは、NotebookLMの機能や特徴を網羅した、非常に分かりやすい「取扱説明書」のような仕上がりです。

課題と解決: 従来のLLMが抱える「ハルシネーション(幻覚)」という課題に対し、「ソースグラウンディング」で信頼性を担保するという基本概念が丁寧に説明されています。

機能紹介: 情報を音声で理解する「Audio Overview」や、視覚的に整理する機能など、ツールの「What(何ができるか)」に焦点が当てられています。 これだけでも十分に実用的ですが、あくまで「情報の要約・整理」の域を出ていません。

  1. 「プロンプト(指示あり)」:鋭敏な戦略家
    一方、小生が意図を持ってプロンプトで指示を与えたスライドは、全く異なる顔を見せました。単なる機能説明ではなく、「知的生産性の再定義」という視座の高いテーマが提示されたのです。

概念の昇華: ツールを単なるメモ帳ではなく、「組織脳の拡張」装置として定義し直しています。

比較と差別化: 「ChatGPT vs NotebookLM」というスライドでは、ChatGPTを「0から1を生むクリエイター」、NotebookLMを「情報を統合するリサーチャー」と明確に役割分担し、使い分けの戦略まで提示してきました。

技術的深掘り: 「Gemini 3 Flash」や「Nano Banana Model」といった具体的な技術名を挙げ、処理速度や動画生成能力がいかにビジネスを変革するかを論理的に説いています。

考察:AIは「鏡」である

この違いから分かることは、NotebookLMは使い手の「問い」の深さに応じて、その知能レベルを自在に変身させるということです。

漫然と使えば「便利な要約ツール」ですが、的確なプロンプトという「光」を当てれば、それは経営戦略や技術的優位性を語る「優秀な参謀」へと進化します。

この発見は、小生が取り組んでいる大月市の地域活性化や、小山田信茂公の顕彰活動にも通じるものがあります。

膨大な歴史資料や地域データをただ読み込ませるだけでなく、「現代の観光にどう活かすか?」「若者にどう伝えるか?」という「問い」を投げかけることで、AIは埋もれたデータから「価値ある物語」を紡ぎ出してくれるはずです。

NotebookLMの真の凄さは、単なる処理能力ではなく、この「応答の柔軟性(アダプタビリティ)」にあると確信しました。

「検索をやめて、理解を始めよう」。オリジナルのスライドにあったこの言葉こそ、我々がAIと向き合う際の指針なのかもしれません。

本日も、新たな知見との出会いに感謝して。

それでは、その違いをご覧下さい。左はプロンプト無、右はプロンプト有。

ちなみにプロンプトは以下しか与えておりません。

資料の条件:

テーマ: Google NotebookLMの凄さ

ターゲット: 生成AIの初心者

想定ボリューム: スライド10枚分

出力には以下の6項目を含めてください:

全体の章立て: ターゲットに刺さる論理的なセクション構成(タイトルのスライドも含めて)
各章の要点: 各セクションで伝えるべき核心的なメッセージ
引用すべき主要データ: 根拠としてどのソースのどの数値・事実を使うべきか
分量配分のアドバイス: 指定したボリュームに収めるための各セクションの分量目安
不足情報の確認: この構成を完成させるために、現在のソースでは足りない情報や、追加で調査すべき具体的なポイント
スライドフォーマットの指定:各スライドの内容に照らして最適なスライドフォーマット(例:フローチャート、ロジックツリー、マトリックス、エグゼクティブサマリ、グラフ・チャート、フレームワーク等々)があれば指定する

皆さん、是非Googleの「NotebookLM」を使ってみてくださいね。

 

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