◆一歳
むかむか、とととばば、いい!ぱぱ、おお!まま、きき、だんだん、わんわん、きーきー、ぴーぴー、ももたろ、いく!ぱぱ、ばば、うれうれ、ぴーす!
◆三歳
おじいちゃんとおばあちゃんがね、おうちにいたの。おばあちゃんが川でせんたくしてたら、ね、おっきなピンクのももがスイスイってきたの。おばあちゃんが「おっきなおやつだね!」ってももをおうちに持って帰ったのよ。でね、おじいちゃんと「いっしょにあけよう!」ってももをパカッとしたら、ね、中から「ぼく、ももからきたよ!」って男の子がニコッって出てきたの!
その子の名前はももたろうってつけたんだけど、ももたろうくんがおっきくなったら、おにたちがどこかで「ガオー!」っているって聞いて、おにたいじに「ぼく、いく!」って。おばあちゃんがおにぎりじゃなくて、きびだんごをポケットにつめてね、「これ、たべてね!」って。
道中でね、いぬが「わん!」、さるが「うきうき!」、きじが「くーくー!」って言って、ももたろうくんと「きびだんごくださいな!」って、ふしぎなおともだちになったの。みんなでおにのしろにいって、ピョンピョンとおにとかくれんぼして、「ゲットだぜ!」ってお宝をもって帰ったの。
村に帰ると、ももたろうくんが「ぼく、かえってきたよ!」って、おじいちゃんとおばあちゃんが「わーい!」って、おいしいごはんをたべたんだ。そしてね、おにたちも「ごめんね!」って言って、みんなでおどったんだ。ずっとずっと、にこにこへいわなおうちになったの。
◆十七歳
あのな、昔々って言っても、どこにでもいるじじいとばばあがいてさ。ある日、ばばあが川で洗濯してたら、でけぇ桃が流れてきやがったんだ。普通、そんなん見たらビビるだろ?でもこのばばあ、平気で持って帰って、じじいと一緒にバッサリやっちまったわけ。んで、なんとそこからガキが飛び出してきたんだぜ。マジかよって話だよな。
二人はそのガキに「桃太郎」って名前つけて、自分の子みたいに育てやがった。桃太郎ってのがでかくなったら、「鬼ぶっ潰しに行くわ」って息巻いてんの。おばあちゃんの手作りきびだんごポケットに突っ込んで、さっさと出かけやがった。
で、途中でくっさい犬とか、うるせぇ猿とか、キジって鳥まで仲間に引き込んで、「お前ら、俺と一緒に鬼ぶっ潰すぞ」ってなわけ。鬼ヶ島に乗り込んで、鬼どもとドンパチやって、結局宝物奪い取って帰ってきやがった。
村に戻ったら、「おお、桃太郎英雄じゃ」って大騒ぎ。じじいもばばあもめちゃくちゃ喜んでんの。「みんなで平和に暮らした」って、なんだそれ。くっそありきたりなオチで終わりやがった。全っ然、面白くねぇよ。
◆四十三歳
昔々、どっかのへんでおっちゃんとおばちゃんが住んどったわ。ある日、おばちゃんが川で洗濯バサバサやっとるさかいに、でっかい桃がドンブラコッコ!と流れてきたんや。おばちゃん、その桃をえっちらおっちら持ち帰って、おっちゃんと一緒にガバッと切り開いたら、なんやねん、中からガキんちょがドテッ!と出てきたんや。
二人はその子を「桃太郎」と名付けてん。めっちゃかわいがって、ぎょうさん愛情かけて育てたんやで。
桃太郎がえらい立派になったら、鬼が人々をめっちゃ困らせてるって聞きつけて、「あかん、これはワイが出るとこや!」って、鬼退治行くって決めたんや。おばちゃんが手作りのきびだんごをポケットにぽいぽいして、道中、犬、猿、雉とバッタリ。きびだんごで釣って、「お前ら、ワイと一緒に鬼退治行こか!」って仲間にしたんや。
桃太郎たち、いざ鬼ヶ島へ!ドッカンドッカンと大激戦の末、鬼たちをばったばったとやっつけて、人々を苦しめてた鬼の宝物をゲット!村に帰ってきたら、村人が「桃太郎さま〜!」って大歓迎。おっちゃんとおばちゃんも「ようやった!」って大喜びやで。そして、みんなでめっちゃええ暮らしをしたんや。おしまい。どや、わかりよるやろ?
◆九十四歳
あらや、昔々のことじゃが、このわしとおじいちゃんがひっそりと住んでおったところ、川端で洗濯しておったら、なんと大きな桃がどこからともなく流れてきたのじゃ。あんた、そりゃもう驚いたこと。その桃を持ち帰って、おじいちゃんとわくわくしながら切り開いたら、中からぴんぴんした男の子が飛び出してきたんじゃよ。わしら、その子を桃太郎と呼んで、我が子のようにかわいがったのよ。
桃太郎がすくすくと大きくなるにつれ、村を困らせる鬼たちを退治しようと心に決めたのじゃ。わしゃが愛情込めて作ったきびだんごを持って、犬や猿、雉という仲間を得ながら、鬼が住む鬼ヶ島へと旅立った。そこで鬼たちと大立ち回りを演じて、見事に鬼を退治し、村には平和が戻ったのじゃ。
帰ってきた桃太郎は村じゅうから英雄として讃えられ、おじいちゃんとわしゃも、それはそれは嬉しくてな。そして、その後みんなで仲良く、平和に暮らしたんじゃ。あらや、懐かしい話じゃわい。
折乃笠談
プロンプト作成に約二時間掛かってしまいました。
まだまだでっせ!
◆お願い (お手数お掛けします) ブログを読まれた方は下記2つのボタンを順番にクリックをお願いします。 クリックしてアクセスするだけで点数が入り(投票され)順位が上がります。 アクセス後は何もせず、本ブログに戻ってきてください。
三歳のときは、素直で優しい女の子ですね。人の性格は三歳までに70%程度決まると言われているので、このまま育ってほしかったけど・・・
十七歳のときは、その言葉使いから ちょいぐれてしまったことがよ~く分かります。バーバラ にあっぱれです。
でも、中高でぐれても大人になると思いやりのある優しい女性になる人が多いんですよね!
四十三歳のときは、大阪に在住して久しかったのか、、バリバリの大阪弁ですね! 最後に「知らんけど~」を付けていたら最高だったと思うよ。ねぇ! バーバラ 。(笑)
九十四歳で やっと普通の桃太郎の話になりましたね! 長生きされて元気そうで何よりです。そして、このおばあちゃんが、桃太郎のおばあちゃん本人だったんですね。(驚)