恵林寺は、小生にとって特別なお寺です。
2016年9月24日(土)、早朝6時から実施される坐禅会に初めて参加致しました。
その時のブログより
『◆先ずは実践
何もせずリラックスしている時の方が色々な事を考えてしまう。
何も考えない、良い方法はないだろうか。
『禅では、頭で何かを考えたりするのは雑念であって、断ち切るべきものと
されている。』
“禅”とは?
◆座禅会 (約50名)
生まれて初めて座禅をした。先程習った作法に従って坐っている。
何か気持ちがすぅ~としている。
背中を撃ってもらう。ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ 静かな境内に響く。
気持ちが引き締まる。
30分があっという間に終わる。
座禅。極めるのに相当時間が掛りそうである。
“禅”は、なかなか魅力がありそうだ。』
それ以来、月に2度、早朝坐禅会に参加するようになり、更に御住職の古川老大師様の
禅講座に3年連続で参加させていただいております。
禅という観点で、「人として何が大切か、真の幸せとは何か」を考えるようになりました。
また、大きな人生の岐路で迷っている時に、手を差しのべていただきました。
恵林寺は、小生にとって、人生について悩み苦しんだ時に、駆け込む修行の場所です。
今般2022年、6年目になろうとする節目のお正月、改めて初詣に伺いました。
境内は、お正月ということもあり多くの参拝者の方がいらっしゃいました。
恵林寺は、甲斐の雄・武田信玄の菩提寺であります。
天正10年(1582)3月、息子勝頼は時運を味方につけることができず天目山下に自刃、
甲斐武田氏は滅亡しました。
同4月3日、恵林寺は織田信長の焼き討ちにあい、快川国師は「安禅必ずしも山水を
須(もち)いず、心頭滅却すれば火も自(おのずか)ら涼し」と言葉を残し、百人以上とも
いわれる僧侶等とともに火に包まれました。
「心頭滅却すれば火も自ら涼し・・・」
というお言葉は、いつも小生を支えてくれています
「心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなる」と解釈しますが、
この「心の持ち方」が、「人として何が大切か、真の幸せとは何か」の中心にあると
小生は思っています。
1月3日初詣、恵林寺の空気は、凛としていました。
2022年、とても良い年になりそうです。否、とても良い年にします。
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