このところ、お堅いAI活用が多かったので、これからは半分は遊び心をもって新AI活用を紹介していきますね。
先ずは1曲お聞きください。ボリュームアップをお勧めします。
素晴らしくありませんか?
(最後に同じ詞で更に素晴らしい曲を聴いていただきます。)
これはGemini 2.5Proに作詞をしてもらい、Suno AIで作曲&アレンジをしてもらいました。
おじさん感動で涙ぐんでしまいました。
それではその製作プロセスを紹介します。
◆作詞プロンプト
音楽生成AIに作曲をしてもらいます。それ用の作詞をお願いします。夏の夕焼けに向かって夏が過ぎていく寂しさを表わしてください。
◆Gemini 2.5Pro 解答
タイトル
茜色のエンドロール
歌詞
(Aメロ1)
Tシャツに残る 陽の匂い
アスファルト揺れる 陽炎(かげろう)
はしゃぎすぎた声 まだ聞こえるようで
ふと空を見上げた
(Bメロ1)
オレンジと紫が混ざる空
「まだ終わらないで」 小さく呟いた
僕の影だけを 長く長く伸ばして
季節は足早に過ぎていく
(サビ1)
燃えるような夕焼けが 僕の心を締め付ける
「行かないで」夏の日よ 茜色に溶けていかないで
君と見た花火みたいに 刹那に輝いて
ただ焼き付いてる
(Aメロ2)
ひぐらしの声が 遠くなる
生ぬるい風が そっと頬を撫でた
砂に書いた約束 波がそっと消してく
一人きりの海岸線
(Bメロ2)
巻き戻せないフィルムのように
キラキラした日々が 胸をよぎっていく
一番星がひとつ 滲んで見えたのは
きっと気のせいなんかじゃない
(サビ2)
燃えるような夕焼けが 僕の答えを知っている
「忘れない」夏の日を 藍色の夜が包んでも
君のその笑い声が 今もこだまするから
切なくなるんだ
(Cメロ)
また来年も、なんて言うけど
同じ夏は二度と来ないこと
本当は、知っていたんだ
(サビ3)
燃えるような夕焼けが 静かに夜へと変わってく
さよなら、僕の夏 茜色にすべてを預けて
滲んでた星の光が やっと瞬きだした
明日へ向かって
音楽生成AIへのTIPS
この歌詞をAIに入力する際に、以下のようなキーワードを加えると、よりイメージに近い曲が生成されるかもしれません。
曲調のキーワード:
切ない、エモーショナル、センチメンタル、ノスタルジック
J-POP、アコースティック、ピアノバラード
少しアップテンポだけど切ない感じ
構成の指示:
Aメロは静かに、サビで感情的に盛り上がるように
間奏に、泣きのギターソロやピアノのメロディを入れる
◆作曲プロセス
Suno AIに上記をコピペするだけ
◆結果
2曲が数分で出来上がります
ここで、Suno AIについて紹介します。
Suno AIは、テキスト入力だけで高品質な楽曲を生成できるAIツールです。2023年12月にアメリカの企業Suno, Inc.が公開し、PCのブラウザやスマートフォンアプリから利用できます。
主な特徴
テキストからの楽曲生成: ユーザーが入力した歌詞や曲のテーマ、イメージなどをテキストで入力するだけで、AIが自動的に作詞・作曲を行い、ボーカル付きの楽曲を生成します。音楽の専門知識がなくても、誰でも手軽にオリジナル曲を作ることができます。
日本語対応: 日本語でのプロンプト入力や歌詞生成に対応しており、日本のユーザーも利用しやすいのが特徴です。
多様なジャンル: ポップス、ロック、ジャズ、クラシック、EDMなど、幅広い音楽ジャンルに対応しています。
高品質なサウンド: 最新のAIモデル(例:v4)では、音質の向上や表現豊かなボーカル、ダイナミックな楽曲構成を実現しています。
カスタマイズ機能: 歌詞を自分で入力したり、曲のスタイルや雰囲気を細かく指定したりすることも可能です。
高速生成: 短時間で楽曲を生成できるため、アイデアを素早く形にすることができます。
使い方
アカウント登録: 公式サイトにアクセスし、GoogleやAppleのアカウントなどで登録します。
楽曲生成: 「Create」画面で、作りたい曲のイメージを「Song description」の入力欄にテキストで入力します。例えば、「夏のドライブにぴったりの、爽やかなロックナンバー」といった具体的な指示が有効です。
生成と試聴: 「Create」ボタンをクリックすると、AIが2曲の楽曲を生成します。気に入った曲があれば、ダウンロードや共有が可能です。
料金プラン
Suno AIには無料プランと有料プランがあります。
無料プラン: 毎日一定数のクレジットが付与され、基本的な機能を利用して楽曲を生成できます。
有料プラン: クレジットの追加購入が可能になり、生成できる曲数が増えたり、商用利用が可能になったりするなどの特典があります。
活用例
動画のBGM(YouTube、TikTokなど)
ゲームやポッドキャストのBGM
趣味での音楽制作
作曲のアイデア出しやプロトタイプ作成
小生、しばらく無料プランで行くつもりでしたが、2曲聞いた瞬間、年課金90ドル支払ってしまいました。(また自己投資してもうた)
これから、イベントの度にそれに見合ったイメージソングと映像や画像を作っていこうと思います。
AIで皆さんへ涙が出るような感動をプレゼントしたいな。

それでは2曲目を画像を観ながらお聞きください。
これも素晴らしいでしょう?
皆さんはどちらの曲が好きですか?
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とうとうAIが作った曲に涙するときが来たか~~それは、感動の本質が “誰が作ったか” ではなく、“何を感じたか” にあることの証だと思います。それを考えるとAI凄いな~!
音楽界もAIを使いこなせないと生き残っていけない時代に突入か・・? 近いうちに日本レコード大賞にAIが作った歌が受賞するかもしれませんね! でも人間は新しい経験を積んだり、知識を広げたり、環境を変えたり、失敗を恐れず挑戦する「創造力」を持っているので、技術と感性が寄り添う時代になりましたね!
どちらの曲も素晴らしくて・・・! どちらかと言うと2曲目が好きです。
AIが描いた夏の終わりが、 “あの夏” を呼び起こしてくれました。(笑)