皆さん、エジプトの柔道冢モハメド・ラシュワン氏を知っていますか?

1984年、ロサンゼルスオリンピックの柔道無差別級決勝で現在の
JOC会長である山下泰裕氏と金メダルを争い、最強最高の地位をめざし、
まさに死力をつくした戦いを繰り広げました。
ラシュワン氏は、山下氏が前の試合で痛めていた右脚への攻撃は
一切せず、結果として戦いには敗れてしまいました。
敗者のラシュワン氏は、金メダルの表彰台に上がる山下氏に
手を差し伸べた時、謙虚であたたかい清々しい表情をしていました。
その後、「グッドルーサー」として高く評価され、国際フェアプレー賞を
受賞しました。

小生、このシーンは実況で観ていましたし、今でも良く覚えています。

昨日、改めてユーチューブで観直しました。
何度見ても素晴らしいと思いました。

ただし、今回たまたま月刊誌文藝春秋の記事を読んで思い出したのであり、
もしこの記事を読んでいなかったら、金メダルの山下氏しか覚えて
いなかったでしょう。

何事にもフェアであることは、反面大きな損やリスクを伴っているんですね。

小生、何事にもフェアであるべきと思うし、その様な考えや行動を
とるつもりでいますが、時と場合によっては非常に大きな勇気と決断が
必要な時が必ずあると思います。

その時、本当にフェアな行動がとれるか、心配です。

皆さんはどう思いますか?

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