昨日スポーツジムの帰り、何げなくホームセンターに寄ってみると
煌びやかに花火のコーナーがありました。
元々火遊びが好きな小生は、思わず寄ってけし。
巨大な打ち上げ花火や派手派手な玩具花火の影に
ひっそりと線香花火がこちらを見ています。
思わず、おじさんの家に来るかと182円で身柄を預かりました。
家に帰ってさてどうする?
花火は棚に飾っておくのではなく、火で演じるもの。
暗くなるのを待って・・・・。
何年振りかの線香花火。
火を付けると線状の紙は勢いよく燃え出し、赤い球になっていきます。
ちょっとの間静寂の時間、赤い球は何やら考えています。
すると急に、勢いよくパチパチと火花を散らせ始めます。
しばらくすると、その火花は勢いが無くなっていきます。
球は小さく黒くなり、ちょっとの間、じっと何やら考えています。
その後、球は何も言わず、寂しくぽとりと落ちてしまいました。
なんだろう、この物語は?
線香花火は人生の様だとよく言いますね。
楽しいはずの花火遊びが、難しい哲学の本を読んだ後の様に
なってしまいました。
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線香花火には苦い思い出があります。
娘が3~4歳の頃だったと思いますが、家族三人で玄関先で線香花火を楽しんでいました。花火の球が小さく黒くなって落ちた瞬間に娘がぎゃっ~と大声を出して泣き始めたのです。
なんと黒い球が、足の親指と人差し指?(足の指ですが・・)の間に落ちて、皮膚の焦げる匂いがしたので、びっくりしてサンダルを脱がして、親指と人差し指がくっ付かないように広げて、冷やして消毒して・・・とにかくパニック状態でしたが、直ぐに救急病院にTELして、治療してもらいました。
楽しいはずの花火がこんな結果になってしまい、完全に親である小生のミスです。なんで運動靴を履かさなかったんだろうって何度も悔やみました。
その後、暫くはトラウマになって、花火はしませんでしたが、孫娘が生まれてからは、そのことを教訓にして、家族みんなで花火を楽しみました。
もうその孫娘も高校一年生。10年くらい花火はやっていないので、今年の夏休みに孫娘が遊びに来たら、線香花火を買ってきて懐かしさと物語りを感じたいと思います。