小生、禅は、”人は如何に生きるべきか”を深く考え実行するための
ヒントを与えてくれるとても有効な手段であると思っている。

それを少しでも自分のものにするために本講座に参加した。

今回は第6回目の最終回。
講座を通じて学んできた禅の智慧をどう生かせばよいのか、
めいめいが自分自身と向き合って考える。
どうしたら納得のいく生き方ができるのか、
日常生活に落とし込みながら各自の課題を確認するものであった。

この講座は、5月30日(土)に始まり、毎回老大師のビデオ講義を見て.
自分なりに熟考してレポートにし、それをベースに約2時間30分オンライン講義に
参加する。全6回この2か月半は常に”禅”を考えている(考えていなければならない)
貴重な時間であった。

命題の”自分の人生をどう生きるか”について、はっきりした答えは得られていないが、
人間として”どう生きるか”を常に考え悩み苦しみ修正しながら”生きる”ことの大切さ
がわかったことは自分にとって大きな成果であった。

そして、自分の人生の目的・目標を明確化できたことも成果であった。
 ◆目的(「何のため」にやるのか)   
   ・世のため、人のために
 ◆目標(「いつまでに」「何を」「どうするか」) 
   ・生きている間死ぬまで、利他の心を持って行動する
   ・そのためにも常に心を磨き、自己を高め続ける

自分の生き方を変えるために.去年1年間悩みに悩み、新しい生き方を見出すために、
メリット・デメリットを整理し、デメリットのバックアップ策を考え、周りへの目廻しなど
具体的な行動策を熟考した。
一番大変だったは自分の心を大きく変える事だった。
まさしく、禅で言う欲望と執着をうまく反動させたところは大きい。

これから先、自分にはまだまだ多くの苦難が待っていると思う。
人生の中で無常とどう向き合っていくか、無常・四苦八苦の内容を学び、
その向き合い方を今回の講座で自分なりに考えることができた。
これから先、自分、家族、知人友人、周りのすべての人に、
有益な行動をとって行きたい、生きたい。

まだまだ修行は続く。果てしない。

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