小生、時々無性に食べたくなるものがあります。
永●園の”松茸のお吸いもの”と”お茶漬け海苔”です。

どんなに値段が高い類似品を食べても、最後はこれらに戻る。
日本人に合った絶妙な味なんでしょうかね。

特に”松茸のお吸いもの”は、下町がきんちょ時代から
こんな美味いものは、他には無いと思って食べていました。
結構大きくなるまで本物の松茸を食べたことが無く、
”松茸のお吸いもの”の味が松茸の味と思っていたんですね。

確か、お正月に上野のアメヤ横丁のあぶない店で父が松茸を
買ってきました。値段を聞いて家中が大騒ぎ。
さて食べる段になって、正直、食べ方がわからないのです。
しばらく考えて、焼いて醤油で食べることに。
がきんちょの小生一言 「不味(まず)い!」
下町バリバリの母「そんなことはない。美味い!」
と箸は進んでいない。

結論、小生大人になって松茸料理を色々食べてきましたが、
”松茸のお吸いもの”より、美味いものは他には無いです。
これって、幸せなことなのか? かわいそうなことなのか?(笑)

ここで、ショッキングなお話があります。
朝日新聞の記事からです。
『国際自然保護連合TUCN)は7月9日、絶滅の恐れがある
 動植物などを記載したレッドリストの最新版を発表し、
 マツタケを絶滅危惧種として初めて記載した。
 食用や売買が制限されるわけではないが、保護の必要性が
 指摘されたことで秋の味覚がさらに遠くなる可能性がある。
 「減っている理由について、採り過ぎではない。食べるのを
 やめたら増えるものでもなく、松林の減少を食い止めることが
 必要だ」と話す。』

小生の心配事は、”松茸のお吸いもの”が製造中止になることです。
きっと、日本を代表する永●園さんです。
解決策を考えてくれるでしょう。

あ~あ、日本人に生まれて良かった!

このフレーズは、桃●のはならっきょでした(大笑)

松茸物語。松茸でこんなに話が盛り上がれる小生は幸せです。

◆ホームページにお戻りの方が下記をクリックして下さい。
 http://orinokasa.com/index.html

◆御意見をいただける方は下記 Commentをクリックして下さい。