映画・ローマの休日をAmazonプライムで観ました。

美しいローマの町を舞台に繰り広げられる、
王女と新聞記者のたった一日のラブストーリー。
アン王女と、新聞記者ジョーの身分違いの叶わぬ恋です。
最後のお別れ、潤んだ瞳の悲し気な表情と王女に相応しい
凛とした立ち姿で幕が閉じます。

山梨の休日のおじさんは、胸いっぱい感動させていただきました。
すっかり映画の中に引っ張り込まれました。

オードリー・ヘップバーンの妖精のような美しさと可愛さ、
グレゴリー・ペックのニヒルでちょい悪さ。
そして、ローマの庶民的な景色と陽気さ。

いくつかとても興味深いシーンがありました。

「ここは、エレベータの中?」
「僕の部屋だ。」

パーティーでの乱闘シーンで、バンドマンがそれなりの
乱闘音楽を演奏。

最後の記者会見のシーン
「きずなはたたれることはないでしょう。」

そして、余韻の残る映画でした。その後はどうなるのだろう? 
折乃笠によると
アン王女は、王位を継承して女王となり、どこかの国の身分の
高い男性と結婚する。英国のエリザベスⅡ世のように。
新聞記者のジョーは、祖国アメリカに帰り、一般女性と
結婚するがその後離婚。
30年後、アン女王はアメリカを訪問。
ベトナム戦争戦没者慰霊碑にジョーの名前が
あることに気が付く。
アン女王は、30年前、ジョーとスクーターに乗って
ローマを走る写真をそっと慰霊碑の前に置く。
今日まで肌身離さず持っていたのだった。

いや~。映画ってほんとに良いですね。
おじさんの乾いた心の砂漠に潤いの水を与えたようでした。

P.S.オードリー・ヘップバーンのウエストの細さに脱帽しました。

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