超笑える映画。
が! 地元の人たちはこれを観て怒らないのか?
いや、この映画で有名になって喜んでいるに違いない?

映画題名 『翔んで埼玉』

ストーリは
『娘の結納のため一路東京へと向う、埼玉在住の菅原家。
その道中車内のラジオで、ある伝説の物語が流れ始めた。
それは、東京屈指の名門校・白鵬堂学院を舞台に、
生徒会長・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と、アメリカ帰りの
転校生・麻実麗(GACKT)の出会いから語られる――。
見るからに東京都民の麗は、実は手形制度の撤廃を求める
“埼玉解放戦線”のメンバーだった。
埼玉県人を庇い立てする麗を怪訝に思っていた百美だが、
何故か麗に心を惹かれていき、次第に東京と埼玉、
そして千葉までも巻き込んだ抗争に巻き込まれていく――。』

キャスト
『二階堂ふみ GACKT 伊勢谷友介 ブラザートム 麻生久美子 他』

折乃笠には強烈過ぎた。

折乃笠は実際の全ての地域の内情をたいへん良く知っているので、
シーンの一つ一つ、せりふの一つ一つがとても理解でき、
そのリアルさに度肝を吹かれた。

以下折乃笠の印象
・映画の冒頭、「1871年武蔵の国から東京が独立、次に横浜が独立、
 良いとこ取り。そして埼玉県が海なし県として残った」・・・強烈なスタート

・埼玉県人と千葉県人との戦い、超笑えた。
 暴走族、ダンプの運ちゃん、猟師、お百姓さん、YOSHIKIの旗(千葉)、
 高見沢の旗(埼玉)、市原悦子の旗(千葉)、多々。大笑い。

・千葉県人が ”チバラギ”(千葉と茨城の造語)と言われて
 激怒するシーン、笑い過ぎて腹が痛くなった。

・埼玉が千葉と戦う時に、埼玉内輪もめ発生。
 大宮と浦和が一緒に戦うのを嫌がる。
 与野が仲裁に入るが小さ過ぎてバカにされる。
 東松山が埼玉の中心にあるとしゃしゃり出るが反感を買う。
 その他、新座、川口、川越などの旗がたなびいている。
 小生、どの地域性も良く知っているので苦笑。

・麻実麗(GACKT)が埼玉県人の踏み絵草加せんべいを踏めないシーン。
 GACKTが超真面目におかしいことをやっているのに感心。

・名門校・白鵬堂学院のクラス分け、パワハラぎりぎり?差別ぎりぎり?
 A組:青山、赤坂出身者 B組:中央区、横浜方面出身者、  
 ブービー組:八王子、田無出身者、Z組:埼玉県出身者 

・感動シーン、小生ぐっときました。
 高校生が泣きながら訴える。
 「だ埼玉といつも言われていて、ヘラヘラしていたけどほんとは悔しい。
  埼玉は何もないけど良いところだ!」
 
最後、観終わった時、途中大笑いをしていたのだが、後味が悪かった。

埼玉県人の皆さんはどう思っているのだろう?

埼玉春日部出身で佐賀育ちのはにわの歌が最後でした。
それも、歌詞がきつい。

佐賀生まれの埼玉大宮在住のSF様の御意見如何に?

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