皆さん、日本三名泉って、どこだか知ってますか?

(標題で一つ答えを言ってまんがな。)

日本三名泉とは、有馬温泉(兵庫)、草津温泉(群馬)、下呂温泉(岐阜)の
3つの温泉を指すそうです。

その命名は古く、室町時代だそうです。

小生は歴史が好きでいろいろな事を調べていますが、
面白いのは歴史的に有名な人物が自分の行き付け温泉を
持っていることです。

そして、それなりの行き付けの理由とその後の温泉地の発展に
繋がっているんですね。

例えば、豊臣秀吉は神戸の有馬温泉です。

小生、神戸は出張で10回以上行っているんですが、残念ながら
有馬温泉は入口までしか行ったことがないんです。
(失敗した~!出張の帰り行って来ればよかった。根が真面目なのできない?)

何故、秀吉が有馬温泉を気に入ったか?

『最初に秀吉が有馬の地を訪れたのは、天正7年(1579年)のこと。
 播磨別所氏の本拠三木城攻略に必要とする道普請を、
 当時は「郡」であった有馬の人々に実施させたという。
 その後、別所氏当主長治が自害し、三木城が開城した天正八年(1581年 )の2月。
 秀吉は有馬温泉に浴し、城攻めによる疲労のため深く眠りこけたという。
 その後、8回訪れている。』

それ以上、どの資料にも気に入った理由は記述されていません。

そこで、歴史評論家の折乃笠の論説(屁理屈)です。

秀吉が有馬温泉を訪れる時は、ほぼ毎回大きな合戦後の湯治に来ています。
たまに妻のねねや側室(多くいるのでだれだかわからん、うまやらしい~)を
いっしょに連れて来ていたみたいです。

やはり、ウルトラマン秀吉とはいえ、たいへんなお疲れモードだったのでしょう。

有馬温泉は、療養泉の9つの主成分のうち、7つ(単純性温泉、二酸化炭素泉、
炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、放射能泉)の成分が含まれている
混合温泉だそうです。

たぶん、秀吉は能書きはわからんが、明らかに効能を体で感じていたのでしょう。
有馬温泉で充分休養し、再び脂ぎったギトギトの爺に復活する様子が想像できます。

秀吉以外でも古くは小野小町や和泉式部、ちょっと前では吉川英治や谷崎潤一郎と
いった文豪やモナコ王妃の元女優グレース・ケリーも名を連ねているそうです。

残念ながら、クラシエ旅の宿にごり湯シリーズパック & とうめい湯シリーズパックには
有馬温泉はありません。残念。

よし、そんだば、稚内~鹿児島普通列車の旅の時、ちょっちゅ寄ってみっか。
そして、普通列車乗り過ぎの疲れを癒し、脂ぎったギトギトのネギラーメンを食べよっかな。

皆さんも、コロナ禍が一段落したら、是非いろいろな温泉に行ってみてくださいね。
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