皆さん、映画『男はつらいよ』の寅さんは御存じでしょうか?
歳の若い方も名前は聞いたことがあると思います。

小生、「男はつらいよ」の寅さんから、いろいろな面で大きな影響を受けています。
理由は、故郷が同じ葛飾であること、映画が流行ったのが小生が血気盛んな
少年期から青春期だったからです。

映画の中での寅さんが放つ小気味の良いフレーズは、今でも小生の耳ものにあります。
小生のコピー付きで紹介します。

寅さん:「見あげたもんだよ、屋根やのフンドシ、たいしたもんだよ、カエルのションベン!」
小生 :「見あげたもんだよ、金メダルの日本の国旗、たいしたもんだよ、一二三と詩の兄妹!」

寅さん:「結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけってねぇ。」
小生 :「結構毛だらけ高安毛だらけ、お尻のまわりもお毛々だらけだってねぇ。」

寅さん:「私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天でうぶ湯を使い、姓は車、名は寅次郎
      人呼んで フーテンの寅と発します。」
小生 :「私、生まれも育ちも大阪府大阪市です。中央区空堀商店街近くでうぶ湯を使い、
      姓は大坂、名はなおみ。
      She must be Japanese. So why doesn’t she speak Japanese at the Japanese Olympics?」

さて、本題に入ります。
寅さん映画は全48作で日本が世界に誇る名作です。
ストーリーはいつも単純ですが、必ず美しいヒロインが出てきて、
寅さんが恋をしてふられ、また旅に出る。
周りの人たちとのふれあいが何とも言えなく、あたたかくせつない。
映画「男はつらいよ」のエンディングで主題歌が流れて”終”となります。

♪ 俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ
  わかっちゃいるんだ 妹よ
  いつかおまえの よろこぶような
  偉い兄貴に なりたくて・・・  ♪

現在の小生だったら、映画の題名を
「男はつらいよ でもね 女だってつらいのよ」
にしたいです。

と言うのも、妹のさくらはいつも「おにいちゃん」を心配して心の中で泣いています。

毎回のヒロインも、いろいろな人生を背負っていて、本当は幸せでない人が多いんですね。

その代表が、浅丘ルリ子が演じる売れない歌手リリーと太地喜和子が演じる芸者ぼたん。
この二人は、やせ我慢をして顔で笑って、心で泣いて、観ていてほんと切なくなります。

小生、寅さん全48作の中で一番好きなシーンが以下です。
是非ご覧ください。(2分47秒)
https://www.youtube.com/watch?v=oMqUmXzR3ts

「でもね 女だってつらいのよ」 ですね

以下に元上司の宮田さんから教えていただいたたいへん貴重なデータがあります。
寅さんマドンナランキングです。
皆さんは、どのマドンナが好きですか?
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/214625/2#utm_source=yahoo_v3&utm_medium=feed&utm_campaign=20210522-10006731&utm_term=it_nlab-ent&utm_content=img

小生、映画「男はつらいよ」を初めて観たのが、もう50年以上前のことです。

50年経った現在、「でもね 女だってつらいのよ」っていう観点で、
映画を観ている小生は、思慮が深くなったのか?へそ曲がりになったのか?

いくつになっても、やっぱ、男はつらいです(笑)。

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