小生、山手線っていくつになっても憧れなんですよ。

何故って、30の駅が全て個性的で、駅名を聞いただけでも、
その街の文化や歴史や雰囲気が想像できるからなんです。

例えば、神田といえば下町の元祖
有楽町といえばバリバリの東京中心街
代々木といえばオリンピックの街
目白といえば学習院 などなど

良いですねえ~。

ところで皆さん、山手線ってぐるりと一周していますが、
どこからどこまでだか知っていますか?

そりゃ~、おめえ、大崎に車両基地があるから大崎から大崎だぜ。
しゃらくせ~何言ってやがる、日本の鉄道の起点東京から東京じゃんか。
おめえなあ、耳の穴かっぽじって聞きやがれ~、わかんねえ~。

「ボーっと生きてんじゃねーよ! 2020年9月の「チコちゃんに叱られる」を観てねえのかよう~!
正式な山手線は、品川駅を起点に渋谷、新宿、池袋を通って田端駅が終点となる
延20.6キロの路線。
残る田端―東京間は東北本線、東京―品川間は東海道本線の「電車線」なのよ。
ちなみに現在は山手線は「やまてせん」ではなく、「やまのてせん」と読むんだよ。
ねえ、ねえ、岡村。わかったあ?」

実は鉄道評論家折乃笠も大崎から大崎だと思っていたのでした(汗)。

さて、山手線の30個の駅名と操業年月日順に紹介します。

1 01. 品川駅 1872年6月12日(明治5年5月7日)
2 02. 上野駅 1883年(明治16年)7月28日
3 03. 新宿駅 1885年(明治18年)3月1日
3 03. 渋谷駅 1885年(明治18年)3月1日
5 04. 目白駅 1885年(明治18年)3月16日
5 04. 目黒駅 1885年(明治18年)3月16日
7 05. 秋葉原駅 1890年(明治23年)11月1日
8 06. 田端駅 1896年(明治29年)4月1日
9 07. 大崎駅 1901年(明治34年)2月25日
9 07. 恵比寿駅 1901年(明治34年)2月25日
10 08. 巣鴨駅 1903年(明治36年)4月1日
10 08. 池袋駅 1903年(明治36年)4月1日
10 08. 大塚駅  1903年(明治36年)4月1日
14 09. 代々木駅 1906年(明治39年)9月23日
15 10. 原宿駅 1906年(明治39年)10月30日
16 11. 田町駅 1906年(明治39年)12月16日
17 12. 新橋駅 1909年(明治42年)12月16日 (初代新橋駅=後の汐留駅は、1872年10月15日開業)
17 12. 浜松町駅 1909年(明治42年)12月16日
19 13. 有楽町 1910年(明治43年)6月25日
20 14. 高田馬場 1910年(明治43年)9月15日
21 15. 駒込駅 1910年(明治43年)11月15日
22 16. 五反田駅 1911年(明治44年)10月15日
23 17. 鶯谷駅 1912年(明治45年)7月11日
24 18. 新大久保駅 1914年(大正3年)11月15日
25 19. 東京駅 1914年(大正3年)12月20日
26 20. 神田駅 1919年(大正8年)3月1日
27 21. 御徒町駅 1925年(大正14年)11月1日
28 22. 日暮里駅 1931年(昭和6年)12月19日
29 23. 西日暮里駅 1971年(昭和46年)4月20日
30 24 高輪ゲートウェイ駅 2020年(令和2年)3月14日

なんと、品川駅は明治5年ですよ。
また、27番目の御徒町まで大正時代です。
28番目の日暮里でさえ、昭和6年です。
29番目の西日暮里は、ダントツに若いですね。
そして山手線で30番目の駅となった高輪ゲートウェイ駅が令和2年に品川〜田町駅間に開業しました。
最新の技術やサービスを駆使していて、建物のデザインも斬新で非常に良いですね。

いやあ~、それにしても、山手線って歴史もあるんですね。

それでは最後に、皆さんはどこの駅が好きですか?

ちなみに小生のベスト3は
ベスト3 秋葉原駅
総武線と立体的に十文字になっていて、駅の構造が複雑で面白いです。
駅の廻りは電気街の中に怪しいコスチュームのお嬢ちゃんがいて
不思議な街です。

ベスト2 原宿駅
本駅から少し離れたところに皇室専用の駅舎とホームがあります。
とても日本的な趣があって、気品と日本の伝統文化が感じられます。

ベスト1 鶯谷駅
鶯谷ストリップ劇場があるからではありません(大笑)。
30駅の中で一番寂びれていますが、ここのホームに座っていると
東北線、信越線、上越線、常磐線の特急列車が一望に見ることができます。
まだ、新幹線ができる前は一日いても飽きることはありませんでした。
今でも、常磐線特急や他の近郊特急を見ることができます。

さて、今度、30駅を全てゆっくり訪ねてみたいです。

やっぱ、小生にとって、山手線はいくつになっても憧れです。

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