先日のドイツのメルケル首相が感情を露わにして、ドイツ国民に新型コロナへの
警戒を呼びかけシーン、とても感動致しました。
ドイツでの新型コロナによる死者数は12月9日、過去最多の1日590人に
なってしまいました。
メルケル首相は、両手をあわせ懇願し、拳を握り強い口調でドイツ国民に訴えます。
「クリスマス前に多くの人と接触することで、祖父母と過ごす“最後“のクリスマスに
なってはなりません。」
「心の底から申し訳なく思います。けれど、私たちが払う代償が、
1日590人もの命だとしたら、それは到底容認できません。」
つねに冷静な対応で知られるというメルケル首相が感情を露わにして訴えたことを、
現地メディアは驚きをもって報じたと言います。
更に、死者数の増加を受けメルケル首相は、科学者の提言に基づき、より厳しい措置が
必要になるとの考えも示しました。
クリスマス後の数日間、場合によっては2週間、都市をロックダウンする必要があるとの
考えも明かしています。
メルケル首相の言動は心の底からドイツ国民を守ろうとしていることが、
世界中の人たちにも熱く伝わったのではないでしょうか。
小生もとても感動しました。
政治家というより、一人の人間として尊敬できます。
人間って、このような普段起こらないような最悪の状態の時、真価が問われますね。
一国の最高責任者は、特にそうだと思います。
8日、米経済誌フォーブスは「世界で最もパワフルな女性」100人を発表しました。
首位はドイツのメルケル首相で10年連続だそうです。
本当に頷けますね。
◆ホームページに戻る方は下記をクリックして下さい。
http://orinokasa.com/index.html
◆リクエストや御意見をいただける方は下記 Commentをクリックして下さい。
小生もメルケル首相の国民への熱いメッセージには感動しました。
やはり、「世界で最もパワフルな女性」100人の中で10年連続首位をとる人物だと思います。
そして、10年連続は素晴らしい! その間、自分の信念を曲げずドイツ国民のため、世界のための言動は数え切れないくらいあると思います。G7(先進7ヶ国首脳会議)などにおいても、アメリカやロシア大統領たちに釘を刺す場面など一目をおかれている存在ではないかと思います。
本当に一人の人間として尊敬できますね。
いま、世界中コロナ感染で各国のトップは、その対策において真価が問われています。
日本は国民一人ひとりの意識が高いこともあって、これまで何とか抑えこんできましたが、第三波の状況を見ていると、国民一人ひとりの努力だけでは限界があると思います。
したがって、日本のトップ(最高責任者)が国民に対して、今後の見通しと対策について、熱いメッセージを贈って国民の理解と納得を得るべきです。それがトップの使命だと思います。。