この頃、新聞や科学雑誌に頻繁に出てくるのが「ヒトゲノム」。
「人毛飲む」では無くて、人の遺伝情報であることはわかっていますが、
果たしてそれが何で、それを研究することの目的が良くわかりません。
好奇心旺盛な小生、概略でも良いから知りたいと思います。
その前に紹介したい事は、日本にも世界的な遺伝子工学の先生が
いましたが、残念ながら去年お亡くなりになりました。
ノーベル賞の有力候補であり、全く飾らないお人柄であり、
人間にとって一番大事なものは「心」であると常に語っていました。
小生は、科学者として、人間として、先生をたいへん尊敬しておりました。
それでは本題に入りますが、2022年4月3日 読売新聞より抜粋
『「ヒトゲノム」の完全解読に成功、米研究所など発表…解読困難な8%を克服
人の遺伝情報「ヒトゲノム」を完全な形で解読したと、米国立ヒトゲノム研究所
などの国際チームが科学誌サイエンスで発表した。ヒトゲノムの解読は、
日本も参加した国際プロジェクトによって2003年、完了が宣言されたが、
実際には当時の技術では解読困難な部分が8%残っていた。
榊佳之・東京大名誉教授(ゲノム科学)の話
「画期的な成果だ。
地図に例えれば、これまでは市街地部分だけだったが、
山間部やへき地も書き込まれて完璧なものになった。
病気との関係以外にも、人類進化の歴史や細胞分裂の仕組みなど
幅広い分野での新発見が期待できる」』
ここで「ヒトゲノム」を研究する目的が概略わかりました。
つまり、病気との関係以外にも、人類進化の歴史や細胞分裂の仕組みなど
幅広い分野での新発見が期待できるということですね。
先ず、病気との関係ではがんなどの細胞の遺伝子を組み替えて直すとか、
伝染病の抜本的予防などが期待されると思います。
が一方、遺伝子の組み替えは既に植物や動物の品種改良が行われていますが、
これを人間にまで行われると倫理的に非常に難しい問題になると思います。
小生思うに、IQ無限大の人間やサイボーグ001~009の様な
超高性能な人間も作り出せてしまうのではないでしょうか?
一部の噂では既に実施済みということです。
これは地球外生物と同等レベルのトップシークレットなんでしょう。
ただし、キリストやお釈迦様、孔子のような人類をあるべき姿に導いて
くれる聖人が作り出せたら、それはそれで良いような気はしますね。
いずれにしても、「ヒトゲノム」とは何ぞや?に対し
科学的効果を論じるのと合わせ、倫理学、人類学、宗教学的な
側面からも論じる必要があることですね。
果たして、「ヒトゲノム」の研究は、人類を幸せにすることができるか?
第二の村上和雄先生が現れることを期待したいと思います。
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「ヒトゲノム」今日も一つ勉強になりました。
特に医療関係とか伝染病の予防に効果があればいいですね。
でも、遺伝子組み換えによって、人間の品種改良が可能になって、金太郎あめ状態になると、個性や自分らしさがなくなり、結果として人類の成長と発展には繋がっていかないと思っています。
適度なアンバランス状態と不揃いがいいんで~す。。
また、今回のロシアのウクライナ侵攻は、ハイブリッド戦争と言われていますが、ターミネーターを造り出せれば、それは超高性能な武器となり、脅威になります。
猿の惑星じゃないですが、人間はターミネーターに支配されるかもしれません。
だから、「ヒトゲノム」の研究は、人類を幸せにする目的のみに進んで欲しいものです。