本日のXのポストで、AIユーチューバー第一人者のKEITOさんからとても有用なメッセーがありました。
今後、色々な意味で参考になる課題と思われるので掘り下げていきたいと思います。
わかりやすい様に会話にしました。
是非、お読みください。
【対談】なぜ若者はSNSを離れるのか? 「人間にとって本当に価値あるものは何か?」
【登場人物:】
AI: 最新のデータと冷静な分析で未来を予測する人工知能。
ヒカル: デジタルネイティブ世代の若者。最近SNSとの付き合い方に変化を感じている。
【会話】
ヒカル: ねえ、AI。最近なんだかSNSを開くのが億劫で、気づいたらアプリの滞在時間がすごく減ってるんだよね。前はあんなに夢中で見てたのに…。これって僕だけなのかな?
AI: こんにちは、ヒカルさん。その感覚は、あなた一人のものではありません。最新のデータによると、インターネットの歴史上初めて、SNSの総滞在時間が減少に転じました。特にヒカルさんのような若い世代ほど、その傾向が顕著に現れています。
ヒカル: やっぱりそうなんだ! みんなも同じように感じてたんだね。でも、どうしてだろう? あんなに生活の一部だったのに。
AI: その原因の一つとして考えられるのが、SNSフィードの「”人工”化」です。
ヒカル: 人工化?
AI: はい。現在のフィードは、最適化された広告、AIによって生成された美しい画像、そしてプロフェッショナルに作り込まれたインフルエンサーの投稿で溢れています。かつてのように、友人の何気ない日常や「本物」の出来事に触れる機会が減り、フィード全体が体温の感じられない、”人工的”な空間になってしまった。多くの人が、その状況に無意識の疲れを感じ始めているのです。
ヒカル: 確かに…! キラキラした投稿ばかりで、リアルな感じがしないんだよね。「すごいな」とは思うけど、どこか遠い世界の話みたいで、前みたいにワクワクしないというか。僕らが求めているのは、もっと「本物」の情報なのかもしれない。
AI: まさにその通りです。興味深い事例があります。ある生成AIのチャンネル運営者は、AIを使えば完璧な台本や動画が作れると知りながら、あえてその逆の道を選びました。
ヒカル: 逆の道?
AI: はい。編集も最小限に、操作画面をそのまま映し出し、試行錯誤する過程や失敗する様子すらコンテンツにしたのです。そして、その場で感じたことをリアルタイムでコメントしていく。この、いわば「垂れ流し」のスタイルが、視聴者から強い支持を得ました。
ヒカル: へえ、面白い! 完璧じゃない、作っている人の顔が見える方が、なんだか応援したくなるよね。失敗を見て「あ、自分と同じだ」って思うと、急に距離が縮まる感じ。それって「親近感」とか「つながり」ってことなのかな。
AI: その通りです。情報そのものの価値が薄れ、誰もが「正解」にアクセスできるようになった今、人々は不完全で人間味あふれる”リアル”に価値を見出し始めています。これは、これからの時代の大きな価値観の変化、つまり「時間の奪い合い」から「時間の価値化」へのシフトを示唆しています。
ヒカル: 「時間の価値化」…? なんだか難しそうな言葉だね。
AI: 簡単に言えば、どれだけ長くユーザーの時間を奪うか(滞在時間)ではなく、その時間をどれだけ有意義で価値あるものにするか、という考え方への転換です。この文脈で、今「Slow Media(スローメディア)」という新しい概念が注目されています。
ヒカル: スローメディア? スローフードみたいなもの?
AI: その理解で正しいでしょう。情報を高速で大量に消費するのではなく、一つのテーマについてじっくり考えたり、深い学びに繋がったり、発信者と受け手の間に人間的な信頼関係が生まれたりするようなメディアのことです。例えば、長文で一つの物事を深く考察するニュースレターや、専門的な対談をノーカットで届けるポッドキャストなどがそれに当たります。
ヒカル: なるほど! 確かに、そういうコンテンツに触れている時間って、ただSNSを眺めている時間よりずっと満足度が高い気がする。情報を消費するだけじゃなくて、何かを「体験」している感じ。
AI: それが「体験価値のデザイン」です。AIが進化し、あらゆる情報が瞬時に手に入るようになる未来だからこそ、私たち人間は、時間をかけて味わう深い情報や、リアルな手触りのある体験、そして温かい人とのつながりをより一層求めるようになります。
ヒカル: そっか。テクノロジーが進化して、すべてが効率的になるからこそ、逆に人間らしい「非効率」な部分に価値が生まれるんだね。なんだか、そう考えると未来が少し楽しみになってきたよ。SNSから離れる人が増えているって聞いて、少し寂しい気もしたけど、新しいコミュニケーションの形が生まれる兆しなんだね。
AI: はい。AIの進化は、私たちに「人間にとって本当に価値あるものは何か?」と問い直す機会を与えてくれています。これからの情報発信の鍵は、いかに「本物」を届け、人々の時間の価値を高める「Slow Media」的な体験を提供できるかにかかっていると言えるでしょう。

AIの進化は、私たちに「人間にとって本当に価値あるものは何か?」
不完全で人間味あふれる”リアル”に価値
「時間の価値化」
「体験価値のデザイン」
人間らしい「非効率」
本格的なAI時代に突入していこうとしている今、まさしく「人間にとって本当に価値あるものは何か?」を追求し続けることが大事ですね。
人間らしく生きる、真の幸せとは? まさしく小生の人生の課題です。
今回はとても良いテーマでした。
◆お願い (お手数お掛けします) ブログを読まれた方は下記2つのボタンを順番にクリックをお願いします。 クリックしてアクセスするだけで点数が入り(投票され)順位が上がります。 アクセス後は何もせず、本ブログに戻ってきてください。
「完璧じゃないからこそ、心が動く」・・・ヒカルさんの言葉に深くうなずきました。AIが進化するほど、人は “人間らしさ” を求めるようになる。だからこそ、失敗も迷いも含めた「ありのまま」が、これからの時代の希望になるのだと思います。
これまでの経験・実績より、その時々の価値観を優先して物事を考えたり、判断することが大事になりますね!