小生、色々なジャンルに興味があるのですが、ほとんど知識がないようなものに
対しては先ずマンガを読みます。
いきなり原作を読もうとすると最初から嫌になってしまいますが、マンガならば
サクッと読めるんです。
効果として、「全体像」を理解することができるんです。
マンガは、いってみれば原作の「要約版」ですね。
もう一つの効果として娯楽です。
小説と同じぐらい楽しむことができます。
今は娯楽としてのマンガはほとんど読まなくなってしまいましたが、
昔は夢中で読みました。
少し古い話になりますが、今でも名作として引き継がれている
マンガについて小生のベスト3を3回に分けて紹介していきます。
今回はベスト1、石ノ森章太郎の『サイボーグ009』です。
これは人類史上、マンガの傑作中の傑作だと思います。
ストーリーは、インターネットより要約すると
『ブラックゴーストによって改造されたサイボーグのうち、
「00」のコードナンバーを割り振られた試作体の総称。
作中では、主人公側である001から009までの
9名のサイボーグの総称として用いられる場合も多く、
当記事においても特記のない限り「001から009までの
9名の総称」として扱う。
有事には全員が特殊戦闘服とマフラーを身につけて行動、
素顔は晒したままで、仮面の類は着用しない。
標準装備の武器としてスーパーガンを携帯する。』
ここで、もう少しサイボーグについて紹介致します。
009島村ジョーによりサイボーグが理解できます。
『009=島村ジョー(しまむら ジョー)
本作の主人公。18歳。5月16日生まれ。
日本人の母と外国人の父との間に生まれたハーフ。
ゼロゼロナンバーのリーダー的存在。
愁いを帯びた甘いマスクの持ち主。
栗色の髪(おそらくは父親の遺伝)で、
右目(場面によっては左目)が前髪で隠れているのが
特徴。
先に改造されていた7人の技術を結集した完成体で、
汎用性に優れ、基礎能力は他のメンバーより高い。
003=フランソワーズとは相思相愛。』
小生が漫画でベスト1に選んだ理由は、登場人物
サイボーグ001~009のキャラクタ設定の素晴しさに
あります。
これぞれの出身国の特長を鋭くキャラクタの性格と
装備機能で現わしている点です。
また、半分人間、半分ロボットという自分のおかれている
現状に深く悩む彼等の姿に感動します。
彼等は人間以上に人間の心を持っているからなんですね。
ここで、001~008を紹介致します。
アニメの最初の出だしが忘れられません。
是非見てください。
これを見ただけで、それぞれのキャラクターが理解できます。
『001=イワン・ウイスキー
0歳。誕生日不明。ロシア出身。
あだ名は「電子頭脳」。
脳改造によって成人の10倍の脳の働きをもつようになった結果、
エスパー能力を身につけた人間の赤ん坊。
002=ジェット・リンク
18歳。2月2日生まれ。アメリカ出身のシチリアン。
赤系統の髪の毛で長髪。目の色はグレイで、
鳥の嘴のような高く大きな鼻が特徴。
両脚にジェットブースターを内蔵、マッハ5での飛行能力を持つ。
このため全身が兵器である004=ハインリヒを中心に他の仲間を
抱えて飛行・戦闘する場面も多い。
003=フランソワーズ・アルヌール
メインヒロインでサイボーグ戦士の紅一点。
19歳。1月24日生まれ。フランス出身。
金髪碧眼の美少女で、(赤い)ヘアバンドが特徴。
レーダー・センサー能力を保有し、4キロ四方の索敵ができる
聴覚・50kmを有効範囲に収める遠視力(透視能力も付随)を
強化されている。
これらの能力で索敵や脳波通信により戦闘中のナビゲーションを行い、
戦闘をサポートする。
004=アルベルト・ハインリヒ
30歳。9月19日生まれ。ドイツ出身。
あだ名は「死神」。
全身武器の戦闘用サイボーグで、チームの”主砲”とも呼べる存在。
右手の五指はマシンガン(6ミリ)、
左手の指はダーツ型手裏剣、左手側面はレーザーナイフ、
眼球は狙撃能力を強化した照準眼、大腿部にマイクロミサイルを
装備(アニメ第1作では両の二の腕にも)、果ては体内に
ヒロシマ型原爆まで組み込まれている。
005=ジェロニモ・ジュニア
27歳。12月25日生まれ。アメリカ・インディアン。
あだ名は「アイアンマン」。
褐色の肌、非常に大柄で、髪型はいわゆるモヒカン、
顔には入れ墨と思われる赤い線がある
砲弾にも耐える強固な装甲皮膚と、超高出力エンジンと
最新式の人工心臓による100万馬力(後に1000万馬力に改造)の
怪力を持つ。
サイボーグの発揮しうる馬力を極限まで高めることが目的とされている。
006=張々湖(ちゃん ちゃんこ)
42歳。2月29日生まれ。中国出身。あだ名は「もぐら」。
どんなときでもマイペースなムードメーカー、ギャグメーカー。
背が低く丸々した体型。小さな目と丸い大きな鼻、
端が丸まった八の字髭が特徴。
体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵し、高熱火炎(もしくは熱線)を
口から放射する能力を持つ。
地面をも溶かせ、地中行動も可能。この能力に応じて、
肉体も耐熱性に優れている。
007=グレート・ブリテン
45歳。4月1日生まれ。
その名のとおりイギリス出身(リバプール)。
あだ名は「カメレオン」。
でべそに仕込まれたスイッチを押すことで、
自身の細胞の分子配列を変化させることが出来る。
この機能により、他人はもちろん、消費財以外のあらゆるものに
変身可能。
部分的な変身もでき、また変身したモノの能力も再現できる。
特に、鳥に変身して空から偵察・尾行する場面が多い。
008=ピュンマ
22歳。8月20日生まれ。アフリカ出身。
あだ名は「人魚(マーメイド)」。
姓の有無は明らかになっていない。
丸顔で坊主頭、半目気味の黒人青年。
深海活動用に改造されたため、両足の裏に噴射口が備えてあり、
激流を噴射して水の中で素早く活動できる推進能力や人工のえら、
深海の水圧をはじめとする高重圧環境に耐える皮膚と内臓を持つなど、
水中活動だけなら他の全員を凌駕する。また体内の酸素ボンベも
高性能で、宇宙などの真空中でも他のゼロゼロナンバーよりはるかに
長時間活動可能。 』
如何ですか?
キャラクタ設定が素晴しいと思いませんか?
いずれにしてもこの漫画「サイボーグ009」は、小生に、
世界観、世界比較文化、人間関係を考える場面に
大きな影響を与えてくれる素晴しい宝物です。
皆さんの心に残る漫画についておしえて下さい。
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小生の心に残る漫画は、水島新司の野球漫画『ドカベン』です。
その登場人物、特に明訓5人衆のキャラクターと甲子園を目指すストーリーが結構リアルで面白かった。
山田太郎(捕手)
主人公。「気は優しくて力持ち」、太っていて鈍足が唯一の欠点。
岩鬼正美(三塁手)
「悪球打ち」が得意、口にハッパがユニーク。
殿馬一人(二塁手)
音楽の天才で、「秘打」を使いこなす。守備も超一流。
里中智(投手)
明訓のエース。「小さな巨人」。アンダースローから七色の変化球。
微笑三太郎(左翼手、捕手)
強肩快打の捕手で、のちに外野手。名前の通り、いつも笑みを絶やさない。