先ずは以下をご覧ください。

1.概要

皆さん、相模鉄道って御存じですか?

大手私鉄16社の中で一番営業距離の短い横浜を起点とした私鉄です。
 ・本線: 横浜駅 – 海老名駅 24.6km
 ・いずみ野線: 二俣川駅 – 湘南台駅 11.3 km
 ・相鉄新横浜線: 西谷駅 – 羽沢横浜国大駅 2.1km

ところが 輸送人員/営業キロ(人/km)は堂々の5位。
たいへん収益率の高い私鉄です。

小生思うに、今JRを含めて一番元気があり、夢が大きく広がる鉄道会社は
相模鉄道だと思うんですね。

これからその理由を楽しく述べていきます。

相模鉄道の願いは、濃紺電車で都心へ。
西の阪急、東の相鉄になりたい。

2.夢その1 既に実現

相模鉄道とJRが相互乗り入れ 2019年11月30日開業。
相鉄・JR直通線は、相鉄線西谷駅とJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近間に
連絡線(約 2.7km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転。
相模鉄道車両10両が堂々JR新宿駅へ。
念願の東京進出!
昔の砂利運搬鉄道が一躍スターダムへ。

3.夢その2 今回実現

相模鉄道と東急が相互乗り入れ 2023年3月18日に開業しました。

【出典 相模鉄道】

何てったって凄いのは、鉄道一大ネットワークができたことです。
2023年3月の相鉄・東急直通線の開業により、神奈川県央地域・横浜市西部から
東京・埼玉に至る広域的なネットワークが形成されます。

凄え~! 鉄ちゃんとしてはゆだれが出る話です。

それでは詳細をお話しします。

開業したのは、相鉄の羽沢横浜国大駅から新設の新横浜駅、
新綱島駅を経て東急東横線・目黒線の日吉駅に至る約10kmです。

新横浜駅を境に東急線側を「東急新横浜線」、相鉄線側は2019年に開業した
西谷―羽沢横浜国大間約2.7kmを含めて「相鉄新横浜線」と呼びます。

路線はほとんどが地下線です。

同線を通じて相鉄線と東急線は相互直通運転を実施し、相鉄線内から渋谷や目黒など
東急線各駅のほか、地下鉄に乗り入れて大手町や永田町といった東京都心部に
乗り換えなしで行けるようになりました

また都心部から新横浜へのアクセスも向上しました。
渋谷―新横浜間は最速25分、目黒―新横浜間は最速23分で結ばれます。

直通区間は、東横線方面は東京メトロ副都心線・東武東上線、目黒線方面は
東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線・埼玉高速鉄道まで広がり、相鉄線の
海老名駅(神奈川県海老名市)から東武東上線の小川町(埼玉県小川町)まで
約116kmを2時間以上かけて走る列車も誕生したということです。

相鉄直通列車は走らないものの、東横線・副都心線を介して線路のつながる
西武鉄道も含めると、神奈川・東京・埼玉の1都2県にまたがる7社局14路線、
計約250kmにおよぶネットワークとなりました。

4.まとめ

自称鉄道評論家、鉄ちゃんにとって夢の実現です。

これだけ大きい夢のような話はJRの上野東京ラインの開通以来ですね。

近い内に是非是非乗りに行きたいと思います。

その様なルートでどの電車に乗るか?

それを計画するのも楽しみです。

 

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