折乃笠 自称鉄道評論家の折乃笠です。
今回の話題は、東海道新幹線の新型車両N700Sが7月1日に
デビューしたお話です。
JRそーかい N700Sは、2007年に登場したN700A以来、13年ぶりの
(JR東海) 「フルモデルチェンジ車両」と位置付けています。
折乃笠 えっ それってフルモデルチェンジですか?
一見した限りでは従来のN700Aと代り映えしないように
感じるんですけんど。
JRそーかい 最新の技術を結集させました
金子社長が「すべての面において最高の性能を有した新幹線」と
アピールしています。
折乃笠 どこが?
JRそーかい 先ずは外観です。
新幹線のシンボルといえる先頭車の形状。
旧N700Aは「エアロダブルウィング型」
新N700S「デュアルスプリームウィング型」。
折乃笠 ???
JRそーかい 従来型のN700Aシリーズは鳥が羽を広げたような形で
「エアロダブルウィング型」と呼ばれていますが、N700Sも
それを踏襲。
左右両サイドにエッジを立てた形状に進化し、「デュアルスプリーム
ウィング型」と名付けられています。
走行風の乱れを改善することにより、走行抵抗やトンネル突入時
の騒音、車両の揺れが低減しました。
空力性能が向上したことで、省エネルギー効果もあります。
折乃笠 最高速度は、時速285kmで同じですよね。
なんだか、呼び名はご立派なんだけんど、ほんと性能は大丈夫?
JRそーかい 世界一の鉄道技術を有しています。大丈夫です。
折乃笠 その他の変更点は?
JRそーかい 横揺れ軽減装裁の改良。
停電畤もリチウムイオン電池で走行可能。
折乃笠 これはいづれも技術的に凄いことだとわかりますね。
本件はエンジニアでないとわからない縁の下の力持ち的な技術です。
その他は?
JRそーかい 座面と背もたれが連動し、座り心地が快適に
全席でコンセント利用可
防犯カメラの増設
折乃笠 これは良いですね。
お客様目線でたいへん助かります。
このようなもっと人間工学的なものが欲しいですね。
JRそーかい もっと細かいことはいっぱいあるんです。
たとえば、トイレの金隠し改善とか。
折乃笠 良いですねえ~。
最後の質問です。
N700Sのフルモデルチェンジを大々的にPRするためにも、
大胆な形状変更やカラーリングの変更をすべきと思います。
今の時代、変化が求められています。
また、完全なスマホ主流で文字よりも形で認識する時代になりました。
技術の自己満足よりも、もっと世の中のマーケティングをすべきです。
今のたいへんな時期に、世界の鉄道の王道・東海道新幹線には、
もっと明るい話題が必要かと思います。
どう思いますか?
JRそーかい そーかい!
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JRそーかいのN700S新型車両については、テレビで新技術紹介をしていたのを思い出しました。
コロナ渦ということもあって、またインパクトも今一で苦いデビューとなってしまった感があります。
デビューしたばっかしなので形状変更はできませんが、定期的にカラーリングをその時々のトレンドに変更するとかして、PRをすべきだと思います。
個人的には、音楽や映画を楽しめるモニターを付けるとか、立ち飲みできる専用の車両を追加して欲しいものです。博多まで行くとベロベロになっちまいますね!(笑)
最近は九州へ帰省するときは飛行機ばかりですが、今度 機会を作って、N700Sのグリーン車で帰っ屁かな~~もちろんビールとつまみは必需品! 横揺れはゲロの敵だから大丈夫(低減した)かな・・・?
そーかい!には落ちがあっておもろかったです。