小生、昔から物事の本質を掴むことが苦手で、軽はずみに物事を
決めつけてしまう事が多々あります。

良い言い方をすれば素直、悪い言い方をすると思慮不足、単純、騙されやすい・・・。

例として、小生のことではなく、地球温暖化・温室効果ガスについて
語っていきます。

読者の皆さんは、ここで大きくずっこけていると思いますが、
折乃笠の事と地球温暖化・温室効果ガスのスケールの違いは
御勘弁下さい。

皆さん、温室効果ガスとは何かご存じですか?
恥ずかしながら、小生はちょびっとしか知らなかったのです。

『大気中の二酸化炭素やメタンなどのガスは太陽からの熱を地球に封じ込め、
 地表を暖める働きがあります。
 これらのガスを温室効果ガスといいます。
 二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、代替フロン等の7種類のガスが温室効果ガス
 として定められています。』

わかりやすく説明すると、世界の全人口70億人が同時にお●ら(メタンガス)すると
地表がお●らだらけになって、温室効果が上がり、地球温暖化が進み、異常気象に
なってしまうということです。
その前に、臭いで気を失ってしまう人が続出ですね。

さて、本題に戻しますが、世界各国が「気候変動枠組み条約締約国会議(COP)」
の取り組みの中で温室効果ガス排出量を「2050年までに実質ゼロ」とする目標を
公表しています。
つまり、自動車や火力発電所、工場などから多く排出される二酸化炭素(CO2)や
フロンガスなどに代表される温室効果ガスを無くすと言っているのです。

さて、ここで今回の主題である「何事も、事の本質を掴む必要がありますね」の
登場です。

1番目は、実は温室効果ガスの排出実質ゼロとは、実際の排出量から、植物が光合成などを
通じて吸収した量を差し引いて算出するという定義です。
本当に、植物が光合成を通じて吸収した量を正確な測定ができるのでしょうか?
それぞれの国は、自分の国の木の本数や葉っぱの枚数を数える?

2番目は自動車の電動化です。以前に山中湖で乗った時の電動バスに対するコメントです。
「本バスの最大の売りは地球環境にやさしいということ。理論上走行時CO2排出は『0』である。
よって、バス運行会社にとって導入は、非常に大きな企業イメージアップに繋がる。
ただし、実際のところ中国本土の工場のバス製造工程(部品加工機械、組立機械、部品輸送機器、
工場稼働暖房冷房電力、その他)でどれだけCO2排出が抑えられているか非常に疑問である。
もしかするとトータル的には、日本のENGやHVバスの方がCO2排出量は小さい可能有。」

以上、結論から申しまして、世界各国の「2050年までに実質ゼロ」について、
公平な立場の国際機関がしっかりと事の本質を掴む必要があるということです。

場合によっては、良い言い方をすれば”屁理屈”、悪い言い方をすると”うそ”
が通ってしまいます。

何事も、物事の本質を掴む必要がありますよね。

こういう時こそ、日本が率先して世界を良い方向にリードしてほしいです。

今回のブログは、題目と結論がアンマッチな事をお許し下さいませ。

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