月曜日の夜、大月で農福連携や介護事業に情熱を注いでおられる平本哲也さん・奥様と、熱い夜を過ごしました。

テーマは、ずばり「愛(AI)の街大月」。

小生が作成したプレゼンテーション資料『愛(AI)の街大月 活動 ~コノファーム平本様に御紹介~』を肴に、これからの農福連携の未来や、介護現場でのAI活用について、時間を忘れて語り合いました。

平本哲也さんは、山梨県大月市を拠点とする社会起業家であり、Goodwill Smile合同会社の代表を務められています。元ケアマネジャーとしての豊富な経験を活かし、2020年のUターン後に耕作放棄地を再生する「大月コノファーム」を設立されました。「農福連携」を軸に、障がい者への最低賃金以上の工賃支払いや、6次産業化を実現されている、まさに有言実行のリーダーです。さらに、2025年には多世代交流拠点「BLGおおつき」の開設を予定されており、誰もが役割を持ち、安心して暮らせる「ケアファーム」構想の実現に情熱を注いでおられます。
奥様は発想の豊かさと行動力で活動の柱として活躍されております。

小生、以前より平本さんの献身的かつ積極的な活動には深い尊敬の念を抱いており、イベントなどにも参加させていただいておりました。

今回、じっくりとお話しする機会を得て、更に交流を深めることができ、それぞれ自分の得意分野を活かして、この大月を盛り上げていくことで固く合意いたしました。

この熱気冷めやらぬうちに、皆様に今回話題に上がった2つの大きなトピックスをご紹介いたします。

その1:愛(AI)の街大月 ~平本さん編~

今回、小生が平本さんの事業(福祉・農業・地域活動)に特化してご提案したAI活用術、その名も『平本哲也様の業務領域に特化した、具体的かつ実践的な生成AI活用方法』です。

平本さんは「連携(つながり)」や「人」を大切にされる方です。そこで、AIを単なる効率化のマシンとしてではなく、「ケア」と「農」の現場における新たな「パートナー」として位置づけました。具体的な提案内容は以下の通りです。

まず、「事業全体のビジュアル化」です。平本さんの多岐にわたる活動は、言葉だけでは伝わりにくい凄みがあります。そこで、生成AI(GeminiやNotebookLMなど)を活用し、事業内容をインフォグラフィックや動画として出力することで、対外的なPR力を劇的に高める手法を実演しました。

次に、介護現場の負担軽減です。ケアマネジャー業務の重荷である「ケアプラン・個別支援計画」の作成において、AIを壁打ち相手にたたき台を作成する手法を提案しました。アセスメント情報を基に、AIが「ベテランケアマネジャー」として、利用者様の自立支援を促すプラン案を提示してくれます。これにより、事務作業時間を短縮し、本来向き合うべき「人」との時間を増やすことができます。

そして、農福連携における「ユニバーサル・マニュアル」の作成です。農業未経験の方や障がいのある方が、文字を読まなくても直感的に作業がわかるよう、画像生成AIを使って「良い野菜・悪い野菜」の比較画像や作業手順のイラストを作成します。また、広い畑での病害虫診断をスマホの画像解析で行う技術や、規格外野菜を活用した「野菜パウダー」のレシピ開発など、現場ですぐに役立つ「愛あるAI活用」をご提案しました。

その2:社会参加型デイサービス「とりどりのとまり木 BLGおおつき」

上記のパンフレットとは別に、奥様から素晴らしい手作りの資料3枚について熱く内容をお聞き致しました。

平本ご夫妻が2025年に向けて準備されている素晴らしい拠点が、「社会参加型デイサービス とりどりのとまり木 BLGおおつき」です。

大月市富浜町鳥沢に開設されるこの場所は、単なる介護施設ではありません。「BLG」とは、Barriers(障害・障壁)、Life(生活・人生)、Gathering(集まり)の頭文字をとったもので、障がいや年齢の壁を超えて人々が集う場所を意味します。

チラシを拝見して小生が最も感動したのは、「生きることは食べること」という哲学と、「自己決定」を大切にされている点です。 ここでは、朝のミーティングで「今日は何をする?」「お昼は何を食べる?」をご利用者(ここでは“メンバーさん”と呼びます)自身が決めるのです。

あるメンバーさんは「座布団カバーを縫いたいから室内で」、またある方は「外で身体を動かしたい」と、ご自身の意思で活動を選びます。お昼ご飯も、お弁当を選ぶ方もいれば、外食に出かける方もいる。スタッフは「必要のないお世話」はせず、見守り、時に一緒に奮闘します。お茶を入れる、お弁当を配る、そんな「出来ること」を自分で行うこと自体を、生活に根差した機能訓練と捉えているのです。

「助けられるばかりじゃない、誰かを助けられる自分でいたい」 そんなメンバーさんの想いを叶えるため、地域の子どもたちとの交流や、得意なことを活かした活動(花塩作りやお針仕事など)を通じて、社会と繋がり続けることができる場所。それが「とりどりのとまり木」なのです。

結びとして
「いつか私たちが『ちょっとお手伝いが必要』な立場になった時、こんな場所があったら最高だな」 平本さんの資料にあるこの言葉に、小生は深く共感しました。

AIという最先端の技術も、結局は「人」のためにあるべきものです。

平本さんが耕す「土」と、小生が耕す「デジタル(AI)」の土壌。一見正反対に見えるこの二つですが、「大月を元気にしたい」「人を幸せにしたい」という根っこは同じです。

今後、平本ご夫妻の活動に、小生のAIスキルや情報発信力を駆使して、少しでも協力していきたいと思います。

大月の未来は、まだまだ面白くなりますよ!

愛(AI)の街大月、そして令和ビッグムーンプロジェクトとともに、平本さんの挑戦を全力で応援してまいります。

 

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