政府は4月21日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議の
第3回会合を開き、歴史の専門家ら4人からヒアリングを実施しました。
女性天皇を認めるべきだとの意見が多数出たと言うことです。

折乃笠はどう考えるか?

折乃笠は以前からいろいろなブログで天皇論について語って参りました。

折乃笠は右翼でも左翼でもなく、ましてや頬に傷があるものでもございません。
自称、歴史評論家として語らせていただいております。

今世界に200近い独立国家があります。
そのうち、多くは元首を選挙で決める共和制ですが、約30ヵ国は君主制を
とっています。

その中で、日本の皇室は、大和朝廷の始祖と伝えられる神武天皇から数えて
126代、およそ2000年近くも同一血縁の王家が続いています。

このことは歴史的、世界的に見ても類のない、日本が誇るべき事実だと思います。

そんな中、次期天皇はだれかについて考えます。

今生天皇・皇后さまのお子様には愛子内親王(敬宮)がおられます。

また、天皇の弟秋篠宮・紀子さまのお子様は眞子内親王、佳子内親王、
悠仁様がおられます。

ここで、悠仁様が生まれる前の状況として以下がありました。

従来の歴代天皇が、8人10代の女帝以外、男系(父系)の男子皇族により続いてきたのは、
后妃として正室以外に側室を容認し、約半数を庶子で継承することもできたからである。
しかし、戦後の皇室典範が側室も庶子も否定しながら、継承資格を依然「男系の男子」に
限定しているのは、無理な規制というほかない。

そのため、平成17年、「皇室典範に関する有識者会議」で検討を重ね、制度的に
「女性天皇」から「女系天皇」をも容認する方向でありました。

ところが、何と秋篠宮が逆転ホームランを放ったのです。

悠仁様という男子をお授かりになった!

皇室にとってはとてもめでたい事であり、今、悠仁様はとても御聡明に
伸び伸びと御成長されています。

また、愛子様も、とてもにこやかで良いお人柄が伺われます。

小生は、女性天皇に賛成です。

小生は、お人柄、御人格、威厳、教養があれば、男性だろうと女性だろうと
あまり関係ないと思っています。

近年の女性の社会進出などを考えれば、継承資格を男子のみに
限ることは違和感があります。

ただし、今生天皇の直系ということ、秋篠宮家の今の状況を考えると
次期天皇は愛子天皇がふさわしいのではないでしょうか。

女性天皇をあたたかく迎えたいと思います。

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