おばけ~ 怖いです。

小生、超苦手なものは、「高い所」と「水泳」と「おばけ」です。

よって、3つ共ある遊園地は、あまり得意分野ではありませぬ。

さて、広辞苑で「おばけ」を引いてみると
1.ばけもの
2.異常に大きいもの。また、異形のもの。
「西瓜すいかのおばけ」 「おばけかぼちゃ」

あれ~、なんか怖いというよりユーモラスな感じがしますね。

おばけのQ太郎、ゲゲゲの鬼太郎・・・・・

更に、こんなノスタルジックなわらべうたを知ってますか?
『さよなら さんかく また きて  しかく しかくは とうふ
とうふは しろい しろいは うさぎ うさぎは はねる
はねるは かえる かえるは およぐ
・・・
くるまは はしる はしるは きかんしゃ きかんしゃは くろい
くろいは かげ かげは  ゆれる ゆれるは じしん
じしんは こわい こわいは おばけ』

お~い! 折乃笠! 題名から増々外れていくじゃねえか~

チッチッチ! ここから本題に入らせていただきます。
(話題提供は、小生の元上司・宮田さんです。)

『隅田川のほとりに東京電力の千住火力発電所なるものがあった。
役目を終えた発電所は、昭和38年(1963年)に操業が停止され、
翌年には建物も下町の名物だった煙突も取り壊されてしまった。

発電所には4本の煙突があり、遠くからもよく見えるこれらの巨大な煙突は、
下町の人々から「お化け煙突」と呼ばれ、こよなく愛され、親しまれていた。

高さは83.82メートル。当時は東京随一の高さを誇り地元の人々の
誇りでもあった。』

以下、そのカラクリがお見事なんです。

『四本の煙突は、菱形の四隅に立っていた。
短い方の対角線の長さはわずか10.5m、長い方は62.2メートルと
云うから、菱形は極端に押しつぶされた形になっていた。
これがミソで、煙突の根元の直径が6.4mと太いことと相俟って、
見る方向によって、四本が、三本、二本に、場所によっては一本に見えたのだ。』

是非、写真を御覧下さい。

一本.jpg
二本.jpg
三本.jpg
四本.jpg
絵解き.png

『子供の時はそれが不思議でならなかった。近くを走る京成電車に乗ると
窓から煙突の数が変わっていくのが見えた。
そのありさまを見るのが面白かったので、上りの時は電車の
右側に、下りの時は左側に乗ることにしていた。
立っている時はドアの窓から見ていたが、座席が空いていれば、
靴を脱いで外向きに座って煙突を見続けた。』

千住の「お化け煙突」。
小生も何回も見たことがありますが、本当におばけ~と思っていたんですよ。

昔は、何事にも情緒があって、何か余裕を感じますね。
土木エンジニアの夢だったのかもしれません。

まさしく、昭和のロマンです。
さよなら さんかく また きて ショウワ・・・

おばけ~! 百万人以上の人が目撃しています。

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