5月12日、我が家に2羽の燕がやってきて玄関の軒先に巣を作り始めました。
5月16日にはほぼ完成、いよいよ卵を産む準備をしているのでしょうか。




下記は最新Geminiを使って音声付動画を作成しました。実はこれは世界初、凄い技術なんですよ。
◆プロンプト 巣を一生懸命作っている2羽の燕。鳴き声を入れてください。
ツバメは、春になると日本へやってくる渡り鳥です。
どこからやってくるの?
主に東南アジア(フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナムなど)で冬を越し、そこから日本へやってきます。
どのくらいの距離を飛んでくるの?
その距離は、およそ2,000kmから長いものでは5,000km以上にもなります。
何日くらいかかるの?
1日に数百kmを移動すると言われていますが、正確な日数は個体やルート、天候によって変わります。一般的には、数週間から1ヶ月以上かけてこの長い旅をすると考えられています。
小さな体で、海を越えて長い距離を旅してくるんですね。
さて、昔から燕が来る家には福来ると言われていますが本当?
しっかり調査してみました。
『燕なぜツバメは「縁起が良い」と言われるの?
ツバメが幸運の象徴とされる理由は、実はたくさんあるんです。
- 益鳥としてのツバメ
まず、ツバメは「益鳥(えきちょう)」、つまり人間にとって有益な鳥とされています。彼らの主食は、蚊やハエ、アブといった害虫。特に稲作が盛んだった昔の日本では、稲の害虫を食べてくれるツバメは、豊作をもたらす守り神のような存在でした。農作物への被害を減らしてくれるわけですから、これはもう直接的な「福」と言っても過言ではありませんね!
想像してみてください。当時は殺虫剤なんてありません。害虫の発生は死活問題。そんな中、ツバメが群れをなして害虫を捕食してくれるのですから、農家の人々にとってはまさに救世主。感謝の気持ちが「縁起が良い」という信仰に繋がったのは自然な流れでしょう。
- 渡り鳥としての生命力
ツバメは、春になると遠い南の国から日本へやってくる渡り鳥です。その長い旅路を乗り越えて、毎年同じ場所に帰ってくる生命力と正確な帰巣本能は、昔の人々にとって驚異的であり、神秘的なものに映ったことでしょう。
厳しい冬を越え、春の訪れとともに希望を運んでくるツバメの姿は、まさに「生命力の象徴」。新しい季節の始まり、物事の好転といったポジティブなイメージと結びつき、「福を運んでくる」と考えられるようになったのかもしれません。
- 巣作りと子育てに込められた意味
ツバメが人家の軒先など、人の生活空間の近くに巣を作るのには理由があります。それは、カラスやヘビといった天敵から雛を守るため。人間の近くは、そうした天敵が寄り付きにくい安全な場所だとツバメは知っているのです。
つまり、ツバメが巣を作るということは、その家が「安全な場所」であるとツバメ自身が判断した証拠。昔の人々は、ツバメが巣をかける家は「住み心地が良い」「繁栄する家」と考えたのでしょう。
また、ツバメは一度にたくさんの卵を産み、夫婦で協力して熱心に子育てをします。たくさんのヒナが元気に巣立っていく様子は、まさに「子孫繁栄」や「家庭円満」の象徴。新しい命が育まれ、賑やかになっていく様子は、見ているだけで心が温かくなり、幸せな気持ちにさせてくれますよね。これが「福が来る」というイメージに繋がったと考えられます。
- 人との共存と信頼
ツバメは比較的、人をあまり恐れない鳥です。これは、長年にわたり人間と共存してきた歴史の現れかもしれません。人がツバメを大切にし、ツバメもまた人の近くで安心して子育てをする。この信頼関係のようなものが、ツバメをより身近で愛される存在にし、「縁起物」としての地位を確固たるものにしたのではないでしょうか。
「ツバメが巣を作った家は火事にならない」なんて言い伝えもある地域もあるようですが、これもツバメが危険を察知する能力に長けていると考えられたり、ツバメがいることでその家の住人がより注意深くなる、といった心理的な効果があったのかもしれません。
科学的な視点と昔の人の知恵
では、現代の科学的な視点から見るとどうでしょうか?
もちろん、「ツバメが来たから突然宝くじに当たった!」というような直接的な因果関係を証明することは難しいでしょう。しかし、ツバメが巣を作る環境というのは、実は人間にとっても快適な環境である可能性が高いのです。
安全な場所: 前述の通り、天敵が少ない場所を選びます。これは、ある程度人通りがあり、見通しが良い場所であることが多いです。
餌が豊富: 近くに田畑や水辺があり、餌となる虫が豊富にいる場所を好みます。これは、自然が豊かである証拠とも言えます。
雨風をしのげる: 巣が壊れないよう、雨風が直接当たらない場所を選びます。
つまり、ツバメが巣を作る家は、比較的安全で、自然環境にも恵まれ、建物の構造もある程度しっかりしている場所である可能性が高いと言えます。昔の人々は、こうした経験則から「ツバメが巣を作る家は良い家だ」と感じ取り、それが「福が来る」という言い伝えに繋がったのかもしれません。これは、単なる迷信というよりは、長年の観察に基づいた生活の知恵と言えるのではないでしょうか。
「福」とは何か?
「福が来る」の「福」とは、具体的に何を指すのでしょうか。金銭的な豊かさだけではありませんよね。
家族が健康であること
家内安全であること
子宝に恵まれ、子孫が繁栄すること
商売がうまくいくこと
五穀豊穣であること
これら全てが、昔の人々にとっての「福」でした。そして、ツバメの存在は、これらの「福」を多方面から連想させるものだったのです。
現代におけるツバメと私たち
残念ながら、近年は都市化や農地の減少、巣作りに適した軒のある家屋の減少などにより、ツバメの数は減ってきていると言われています。せっかく日本までやってきてくれたツバメが、巣を作る場所に困っているという現状もあるようです。
もし、あなたの家にツバメが巣を作ろうとしていたら、それはとても幸運なこと。フンなどで汚れるのは少し困るかもしれませんが、暖かく見守ってあげてほしいと思います。段ボールなどでフン受けを作ったり、少しの間だけ我慢したりと、ちょっとした工夫で共存は可能です。
ツバメの子育てを間近で観察できるのは、とても貴重な体験です。ヒナたちが日に日に大きくなり、やがて巣立っていく姿は、何物にも代えがたい感動を与えてくれます。
結論:信じる心もまた「福」を呼ぶ?
「燕が来る家には福が来る」という言い伝え。科学的に「絶対こうだから福が来る!」と断言することは難しいかもしれません。しかし、ツバメがもたらしてくれる害虫駆除という実利、そしてツバメが巣を作りたくなるような環境の良さ、子孫繁栄や生命力を感じさせるその姿は、確かに私たちの心に豊かさや安心感を与えてくれます。
昔の人々がツバメに寄せた想いや願い、そして自然との共存の中で育まれた知恵。それらを考えると、この言い伝えは単なる迷信として片付けてしまうには、あまりにも温かく、示唆に富んでいるように思えませんか?
もしかしたら、「ツバメが来たから福が来る」と信じ、ツバメを大切に思うその優しい心こそが、巡り巡って本当の「福」を呼び込んでいるのかもしれませんね。』
燕さん ありがとう!
いっしょにヒナを育てていきましょうね。
そして、折乃笠家が幸せになりますように!
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ここ数年(いやもっと?)、ツバメは見ていないように思いますが、、ツバメが玄関の軒先に巣を作るなんて、本当に縁起がいいですね! 遠い南の国から命がけで渡ってきたツバメが、折之笠さんの家を「安全で快適な場所」と判断したのは、まさに自然の祝福なのかもしれませんね。
これからヒナが生まれて育っていく様子を観察するのも、とても貴重な体験だと思います。子育ての様子も含めてブログで紹介してください。楽しみにしています。