この頃、頻繁に空飛ぶ車が話題になっていますね。
小生、全くのちんぷんかんぷんあるいてじゅうごふん。
皆さんは、御存じですか?
インターネットを見ると多くの記事があります。
読むだけでは、あまり頭に入ってこないので、この場を
借りてキーワードを少しまとめてみます。
日本の会社スカイドライブの話です。
【コンセプトと会社発足】
ヘリコプターや航空機では大掛かりな離着陸場が必要だし、
そこまでの移動にクルマを使うのでは意味がない。
ならば自動車の技術を基にした小型のエアモビリティ
(空飛ぶクルマ)」を作り、ダイレクトに空中を移動すれば
いいのでは。
その中から空飛ぶクルマを作りたいという自動車、飛行機、
ドローンなどのスペシャリストが結集し、立ち上げたのが
スカイドライブだ。
駐車場2台分程度の広さに垂直離着陸できる機体で、
内燃機関を使わず騒音が少ない電動の「eVTOL」と呼ばれる
形態を目指すことになった。
【試作機 外観、スペック】
「SD-03」同社で3番目となる最新の“機体”で、4×4×2m
(全長×全幅×全高)。
パイロット1名が乗った状態で重量は400kg。
ボディの四方に2重反転式の3枚プロペラが合計8基あり、
フェイルセーフのため8個のモーター、8個のバッテリーで
駆動するシステム。
最高速40km/h、最大飛行時間は5~10分。
カテゴリーとしては「eVTOL」という形式になる。
エクステリアデザインは、自動車のクーペを意識したと
いうスマートなもの。
【試験飛行】
8基のプロペラがすぐに回転をはじめ、空飛ぶクルマは
ふわりと垂直上昇。
高度2mを保ちながらテニスコート3面ほどの面積を持つ
飛行フィールドを1周し、元の場所にピタリと着陸した。
飛行時間は3分ほどで、機体の姿勢は終始とても安定していた。
目の前を通過した際は、「ブォーーーーン」というプロペラ音や
「キーーーーン」というモーター音、そして400kgの物体を
浮かせるための強い風圧が伝わってきたものの、爆音、
爆風のヘリコプターなどに比べたら大したことはなく、
大きなドローンだと思えば間違いない無事着陸した。
【国の形式証明取得対応】
スカイドライブには空飛ぶクルマの試作機を飛ばすことができても、
国の型式証明の取得という大きなハードルがあって、それができる
人材がいない。
そこで氏が三菱で培って来たその分野での膨大な知見を生かし、
そこを突破していこうという。
自分がいいと思っていることを国土交通省に説明して、
『そうだね』と言ってもらう必要がある。
そうすると、この機体は安全だよ、と国が保証書をつけて
くれる形になる。
【筆業化】
2023年には早くも事業化。
スカイドライブでは認可を獲得後、3年後の2023年には大阪の
湾岸部で5~10kmという短距離間を結ぶエアタクシーの
事業開始を予定。
26年にはその距離を20~30kmに拡大し、28年ごろには
機体の一般への市販化も計画している。
価格は当初は3000万~5000万円になるが、販売台数が
増えていけば最終的に今の普通自動車程度まで
下げられるはずという。
eVTOLの市場予測は2040年には170兆円にもなるとされ、
空飛ぶクルマを開発中の世界のライバルも数多い。
如何でしたか?
やっと、大筋理解できました。
それにしても、夢とロマンがまもなく現実になるんですね。
素晴らしい!技術者魂!
皆さんの中でも、マイカーとして保有される方も
いるかもしれませんね。
小生は、超高所恐怖症のため乗車は全く考えていません(笑)
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